神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

石川遼くんにぶったまげる!

マスターズの聖地オーガスタから驚くべきニュースが届いた。石川遼くんが何と今期の獲得賞金を全額、大震災の義援金として寄付するという。自分の収入から何分の一かを計算して寄付するのではなく、全額まるまるである。とても、その心意気に驚いてしまった…

アジアの片隅で

吉田拓郎の歌がいい。歌詞がいいのだと思う。きれいにまとめることなく、魂の叫びをそのまま詩にして、字余りも関係なく、強引に歌っている。「アジアの片隅で」を聴きながら書いている。「狂い酒飲みながら・・・」と歌っている。気持ちはよくわかる。彼の…

ドイツで反原発野党「緑の党」躍進

ドイツの友人夫妻が福島原発事故を心配して、盛んに向こうの情報をメールで送ってくれる。今回の事故でドイツは物凄く反応が速かった。ドイツ企業はドイツ人を即刻国外退避させ、ドイツ大使館は大阪移転を即決した。私にも直ぐに東京から避難した方がいいと…

エリザベス・テーラー逝く

大震災や原発報道が続く中で、3/23にエリザベス・テーラーが亡くなったとひっそりと報じられた。近年は表舞台に登場することはなかったが、映画史上で一番美しい女優とも言われる大スターだ。79歳であり、私の母と同じ歳だ。親年代の女優なので、必然的に子…

縮み思考は止め、買い物に出かけよう

ラジオが好きである。土曜日の朝は目覚ましをかけていないにも拘らず、昨晩も寝たのが遅かったにも拘らず、7時にはちゃんと目が覚める。文化放送の「幸田真音のIt's mine!」を聴くのが習慣になっており、休みの日でも早起きしてしまう。今日は京大原子炉研…

天災は忘れた頃にやって来る

表題は馴染みの方も多かろうと思う。明治に生まれ、戦前の物理学者であり、随筆家、俳人でもある寺田寅彦の言葉であると言われている。というのも、彼の著作にはどこにも見当たらないようだ。防災に関する文章によく使われる有名な警句である。今村明恒「地…

幸田真音「代行返上」

土曜日は小金井の実家に行き、昨日は娘の卒業式と、2日間慌ただしく出歩いていたが、今日春分の日は朝から雨が降っており、全く外出をしなかった。福島原発は放水活動が続いており、まずは安定感が出てきたこと、余震は続いているが、少しは小康状態を保って…

娘の卒業式

娘の大学卒業式に行ってきた。といっても、当初新高輪プリンスホテルで行なわれる予定だった式も、今次災害で中止となり、卒業証書の授与式のみ大学キャンパス内の各教室で行なわれた。娘の学校を訪ねたのは2年前以来、2度目だった。 同期の仲間よりは一足先…

ドイツ人の友からのメール

早朝、PCを開くとドイツの友人Albert Gresserからメールが入っていた。メールの内容は「福島原発の状況はニュースや政府が伝えているものより、悲惨な状況である。日本政府は充分に真実を伝えていないので信じるな。直ぐにも東京から避難するべきだ」とい…

震災に思うこといろいろ

昨日は街から車や人がめっきり消えたような気がした。外を歩く人は少ないし、電車も前日までの混雑が嘘のように空いていた。自宅待機とした会社も多いようだ。出社しても外出抑制をしているのかもしれない。我が社も不要不急の外訪は避けるようにとのことで…

ユニクロ研究(6) 柳井正氏の義侠心に喝采

昨晩は娘が2週間ぶりに我が家に戻ってきた。息子のガールフレンドも遊びに来ていたので、久々にとても賑やかな夕食となった。やはり陽気な娘がいると、彼女の空気で染まり、明るい雰囲気となる。話したいことがいっぱいあったようだ。3/1から社会人となり、…

福島原発事故

福島原発が大変なことになっている。人々の関心は東日本大震災から福島原発事故に完全に移っている。第一原発が制御困難になってしまったということだが、今後、放射能が大量に飛散する恐れさえあるという。1号機、3号機で相次いで水素爆発を起こし、建屋が…

「おくりびと」を観て

今回の東日本大地震がまたまたM8.8からM9.0に上方修正された。嬉しくない上方修正である。ちなみにこれまでの最高が1960年のチリ大地震のM9.5であり、近年では2004年のスマトラ島沖地震のM9.1であり、世界観測史上第4位の大きさだったようだ。国内では、1995…

大惨事の翌日

大変な一日を超え、その後も各地で余震が相次いでいる。今回の地震の特徴は震源地が一カ所ではなく、広範囲な点である。昨日も宮城沖でまずM8.8の大地震があった後に、茨城に南下し、千葉でもあり、今朝は新潟中越、長野にも飛び火した。震源地というポイン…

大地震発生

とんでもない大地震が起きた。宮城県沖が震源のようだが、当初M7.9と発表されたが、後にM8.4に訂正された。そして、更になんとM8.8に訂正された。想定範囲外の大地震だと言う。甚大な被害があった模様だ。職場のテレビ画面で、津波に呑みこまれる車や家屋、…

VonzeP

ここは日曜の夕方、渋谷のセンター街外れにあるLive Houseである。「Black Dog」の激しいリズムが振動を伴い、会場を木霊した。けたたましい曲はあのZeppelinの名曲だ。純一を囲む観客は皆、白髪が目立ってきたシニアーだ。大音量に体を震わせ、受け止めるの…

「白球を追って」の旅

「白球を追って」を書いたことで、母校のある街を急に訪ねてみたくなった。やはりあの辺りに住んでいた友人を誘い、大岡山駅で待ち合わせ、懐かしの街を歩いてみた。駅は近代的なビルに変わっており、駅前の東工大はテクノロジーの学校だけあって、とても近…

「ぼくのボールが君に届けば」

先日読んだ伊集院静の「ぼくのボールが君に届けば」から、気にいったフレーズを抜き書きしてみました。近頃の私はどうも野球の世界からなかなか抜けられないようです。この作品は9つの短編集から構成されており、どれも野球をモチーフにしながら、いろんな…

いまの心象風景

会議室の窓から見える雨の景色がやがて雪に変わっていった。遠くに見える国会議事堂も徐々に霞んで見えなくなった。雪は次第に大粒になっていった。「今夜は積もるかもしれないぞ」 天候のように、人間の力ではどうしても抗えないものがある。人の努力で変え…

自分大好き人間

今日、取引先で打ち合わせをし、自分の論理を相手にしっかりと分かって貰いながら、建設的な議論をしてきた。溌剌と地下鉄駅に向かい帰りながら、ひょっとしたら自分はこんな自分のことが好きなのではないかと思った。自分の頭や体やこれまでの経験、すなわ…

 白球を追って(13)-後記

野球の面白さは勝ったり負けたりすることではない。勝敗というのはあくまで結果であって、ある意味どうでもいい。本当の面白さは、白球が青空に舞い上がって、その行方を皆が目で追いかける、ただそれだけのことにあるのではないだろうか。皆が一つのものを…