2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
この時期になると引っ張り出してきて、必ず聴くアルバムがある。大瀧詠一の「A Long Vacation」である。1981年の作品であるから、学生時代からかれこれ30年来のつきあいになる。途中からはCDでも買い、i-Phoneにも入れてあるから、それこそしょっちゅう聴い…
職場では500mlのペットボトルを傍らに置いて、仕事をしているのが常である。この日は伊藤園の「韃靼そば茶」を飲んでいた。私はこのサラッとした飲み物が好きである。「韃靼そば茶」からボロディンの有名な歌劇「イーゴリー公」の中の「韃靼人の踊り」を思い…
暑い〜!実に暑い〜!猛暑日(35℃以上を超えた日)が5日も続いて、東京での観測史上最長らしい。確か、昨年は冷夏だったからか、尚更暑く感じるのだろうか。今日は土用の丑の日、暑い日は何故だか、鰻が食べたくなるものだ。昨晩、小さな鰻を家族で分け合っ…
ブログを2日空けてしまった。木金と出張で静岡に行っていた。泊りの出張は実に久々であった。木曜日に2社を往訪し、夕方から銀行で支店長以下営業担当者向けに勉強会を行ない、翌日、2社の往訪をした。直ぐに我々の投資には結びつかないものの、経営者との…
何故か、カントがケーニヒスベルクの街を散歩している夢を見た。カントは例によって、時間に正確で、街の人は彼の散歩に合わせ、時計も合わせていたとの逸話もあるほどだ。ケーニヒスベルクには7つの橋があり、この橋を一筋書きでなぞれるか、頭の体操によ…
いつも話題を提供してくれるユニクロが、英語公用語化に続いて、またまた注目を集めている。バングラデシュでマイクロファイナンス(貧困層向けの融資)を手掛けるグラミン銀行との提携を発表した。今秋、同国での衣料製造販売会社を合弁で新しく設立する。1…
新宿区が「外堀」についてビデオを制作したということを新聞記事で読み、早速図書館で借りてきた。「歴史探訪 江戸城外堀ものがたり〜むかしといま〜」というタイトルの25分の短いVHSテープだった。いまどきDVDでなくVHSかよ〜!と思いましたが、内容はコン…
数年前に羽振りを効かせたMHKの一人、日本振興銀行創設者の木村剛が逮捕された。Mとは村上ファンドの村上世彰、Hとはライブドアの堀江、Kが木村剛である。既に先の二人は退場しており、残ったKが注目されていた。金融庁の検査妨害との容疑である。業…
日本経済新聞社主催の大手町日経ホールで行なわれたフォーラムに出席した。「グループ経営戦略・ガバナンス強化・上場会社法制」をテーマとした内容だ。基調講演は一橋大学大学院商学研究科の伊藤邦雄教授の「グループ企業価値の向上とガバナンスの課題」で…
蛸のパウルくんが結局8戦全勝だった。ワールドカップサッカーの予想を行なってきたドイツの水族館にいる蛸の予測の話である。ドイツチームの予想を予選リーグから悉く当て、準決勝ではドイツの負けを予想し、その通りになってしまい、あわや食べられてしま…
埼玉は川越のまだ先にあるキャンパスに行ってきた。普段は早稲田にあるサテライトキャンパスで教えているのだが、この日は生徒の修士論文中間報告会があった。我が家からは片道約1時間半、池袋で東武東上線に乗り換え、暫くすると田園風景が拡がる。 教室は4…
「幸福だから笑うわけではないのだ。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。」 「人間には、自分以外にはほとんど敵はいない。人間は、自分の間違った判断や、杞憂や、絶望や、自分に差し向ける悲観的な言動などによって、自分自身に対していつも最大の敵な…
昨晩も睡魔に勝てず、10時過ぎには寝てしまったので、朝早く起きて書いている。Wカップは絶好調ドイツにスペインが1−0で勝ち、初の決勝進出を決めたようだ。オランダとスペインでの決勝戦、どちらが勝っても初優勝となる。起きた時には既に試合は終わり、ダ…
さる大先輩に「最近、筆力が落ちてねえか?!」と言われてしまった。それは自分自身が一番分かっていたことでもあり、素直に「そうですね。」と答えた。何が欠けているかと言えば、適切なテーマの選択であり、深い考察と熱い主張であろう。最近はそうした熱…
娘がバリ旅行から帰ってきた。わずか5日間いなかっただけなのに、随分いなかったような気がした。娘がいなかった3人の我が家はとても静かだった。如何に彼女が我が家のコミュニケーションをリードしているか、分かった。はっきり言って、私は落ち着かなかっ…
小田原・三島と出張に行ってきた。三島の支店長に薦められ、帰りに柿田川湧水群を見てきた。パンフレットによれば、”狩野川水系柿田川は一日百万トンの水量を誇る東洋一の湧水を水源に、日本最短の一級河川(1200メートル)として知られています。誕生は約8500年…
「日本の路地を旅する」(上原善広著、文芸春秋)を読む。タイトルの路地とは被差別部落のことである。かつて作家の中上健次がこう呼んだらしい。著者の上原善広は大阪の部落出身であり、自らのルーツを辿る旅でもあったのだろう、北は北海道から佐渡、対馬…