神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

ドイツ人の友からのメール

macky-jun2011-03-18

 早朝、PCを開くとドイツの友人Albert Gresserからメールが入っていた。メールの内容は「福島原発の状況はニュースや政府が伝えているものより、悲惨な状況である。日本政府は充分に真実を伝えていないので信じるな。直ぐにも東京から避難するべきだ」という激しいメッセージだった。彼の義弟(日本人)は昨日伝えたが、最初信じなかったが、直に納得し、今朝家族で名古屋に退避するとのことだった。
  しかし、被災地や原発現場で頑張られている方々を見ると、こちらも頑張らねばという気にさせられる。確かに、神戸女学院大学内田樹教授のように「疎開論」を展開する方もいる。ドイツ人のAlbertは客観的に見て、とてもリスクが高い状況と思うのであろう。
 今回、外資系企業や外国大使館はドライでクールで迅速な措置を取っているようである。ダイムラーBMWは既に社員を国外退避させた。SAPは本社を大阪に移すべく、既に社員と家族の為に、大阪と神戸のホテルを530室も予約した。H&Mフィリップモリスジャパンのように本社を一部大阪に移す動きは多いようだ。
 最悪の事態を想定すれば、我々東京都民も危ないだろう。しかし、昨日から始まった自衛隊東京消防庁のレスキュー部隊の決死の放水活動を見ると、我々は逃げだしていいのかという気になる。まだ必死に頑張っている同士を信じたいという気になる。また、避難しようにも家族4人とも仕事を抱えている。これと言って、避難できる場所も無い。となると、頑張っている同士を信じつつ、留まるしかなさそうである。