神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

My Old Koganei Home

macky-jun2010-07-05

  娘がバリ旅行から帰ってきた。わずか5日間いなかっただけなのに、随分いなかったような気がした。娘がいなかった3人の我が家はとても静かだった。如何に彼女が我が家のコミュニケーションをリードしているか、分かった。はっきり言って、私は落ち着かなかった。
 来年からはおそらく娘抜きの3人の生活となることだろう。家族は子供の成長と共に変わっていく、というのは理解しているものの寂しいものがある。昨日は実家の小金井に行ってきた。親父が退院してからもうじき2カ月になる。我々家族が生活してきた家も、だいぶ朽ち果ててオンボロになりつつある。特に子供3人の部屋であった2階は、殆ど物置のようになっており、往時を見る影もない。
 あの部屋で学び、遊び、いろいろと青春特有の悩みを抱え過ごした。今でも当時私が読んだ本や、その後も読んだ本を多数持ち込み、レンタルルームのようになってしまっているが、学生時代の思い出を残してくれる場所である。この家も住人を失えば、その存在自体が無くなってしまうことだろう。自分の実家、自分の家、それぞれに思いは複雑だ。
 タイトルは、フォスターの「懐かしきケンタッキーの我が家(My Old Kentucky Home)」をもじって、少しカッコつけてみました。