神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

蛸のパウルくんの奇跡

macky-jun2010-07-12

  蛸のパウルくんが結局8戦全勝だった。ワールドカップサッカーの予想を行なってきたドイツの水族館にいる蛸の予測の話である。ドイツチームの予想を予選リーグから悉く当て、準決勝ではドイツの負けを予想し、その通りになってしまい、あわや食べられてしまう処だった。そして、決勝戦と3位決定戦も全て当てたのだった。
 今日、朝3:30AMからスペインとオランダの決勝戦があった。勝てば、両者とも初優勝であったが、延長後半11分の土壇場で、パスワークに勝るスペインがイニエスタのゴールで決着をつけた。今日は月曜日ともあり、観ない積もりでいたが、目が覚めてしまい、5:25AMにテレビをつけると、ちょうど0-0で延長戦が始まったところだった。何とも幸運だと思いながら、しっかりと観ることにした。やはり歴史的な試合には立ち会っておきたい。
 流石に世界最高のチームを決める試合は素晴らしい。1ヶ月間はあっという間であった。これで気にせずにじっくり眠れると思う反面、もう試合はないかと寂しい思いである。ヨーロッパ選手権を征し、優勝候補の筆頭格であったスペインが順当に優勝した。といえば、圧倒的に強かったようだが、決して楽な戦いではなかった。そもそも予選リーグ第1戦でスイスにまさかの敗戦でスタート。決勝トーナメントは全て1-0で勝ちあがってきた。本当に僅差の勝利ながら、確実に勝ってきたところが、やはり強いのだろう。
 だいたい決勝リーグ(ベスト16)に行くチームには力の差はあまりない。大体、下馬評通りのチームが勝ちあがったが、前回優勝のイタリアと準優勝のフランスが負けたのは予想外だった。そこに残った日本チームも大したものだった。オランダとは0-1で惜敗だったし、パラグアイとはスコアレスドローだった。この、あと一歩及ばないというのが、大きな力の差なのかもしれない。日本選手にも、今回の活躍で海外からさっそくオファーが来て、ヨーロッパ中のチームに散らばっていく。11人が全て海外のリーグで活躍する位になれば、日本も優勝を狙える仲間入りができるのかもしれない。そんな日を夢見たい。
 ちなみに、パウルくんは優勝トロフィーのレプリカを貰ったようです。