神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

「篤姫」が面白い

macky-jun2008-04-13

  NHK大河ドラマ篤姫」が面白い。実に面白い。特に今日の「姫、出陣」は良かった。斉興公とお由羅の方の屋敷に乗り込んでいき、そこでのやりとりには思わず、惹き込まれてしまった。宮崎あおいが若いにもかかわらず、ここぞという時に、実に貫禄があるんだ。おきゃんな娘役から、こうまで変身できる。さすが、御台所〜と、うなってしまった。
 宮崎のまなざしもいいが、江戸時代特有の言葉の節回しも実に面白い。「あいわかった」とか「本日は大義であった」とかだ。薩摩にいた時から親しかった小沢征悦扮する西郷吉之助(隆盛)を警護として引き連れ、松坂慶子扮する幾島と共に父島津斉彬の敵である実父の斉興公を訪ね、挨拶と称し、噂される呪詛などされないように脅しに行くというなかなかハードボイルドな役回りでした。母から教えられた「一方聞いて沙汰するな」の教えを守り、自分の目で確認しに行き、そうだと察するや、大芝居を打つ。幾島が機転を利かせ、13代将軍家定との婚儀を明かすと、水戸黄門の印籠よろしく、これまでの相手の態度がガラッと変わり、ひれ伏した。いや〜、気持ちよかった。篤姫という女性、本当に凄い人だったのでしょうね。
 幕末のクライマックスとなる江戸城無血開城を決めた西郷と勝海舟の会談を橋渡しをしたのは篤姫だそうですね。これからますます楽しみです。大久保正助(利通)を演じる原田泰三の演技もいいね。彼はネプチューンというグループでお笑い出身だけど、実に演技が上手いと思う。何だか顔も大久保に似てきた気がする。先日の東京大空襲の非業の死を遂げた警官役も見事だった。
 宮崎あおいと仲が悪いと噂される堀北真希がこの後、皇女和宮役で登場する。篤姫が姑役に当たるのだが、二人の掛け合い(バトル)も楽しみだ。この噂はひょっとしたらNHKが自ら流して、ドラマを盛り上げているのかなと勘ぐってしまう。
 今日も6時ハイビジョンと8時地上波と、2回も観てしまった。毎週、日曜日の夜が楽しみだ。これからもっともっと面白くなっていく気がする。