神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

娘のLondon土産話

macky-jun2010-11-16

  一昨日の晩に娘がLondonから帰ってきた。1ヶ月ぶりに会う娘は荷物をいっぱいカートに載せ、ゲートから満面の笑みで出てきた。スカイライナーにはまだ30分も時間があったので、空港のスタバで彼女お奨めのチャイティーラテを飲む。スタバでアルバイトをする娘は、同士でもある同店店員(パートナー)の「お帰りなさい」の温かい言葉と笑顔に気を良くしていた。
 重いスーツケースをフーフー言いながら、転がして家の前に到着すると、屋上で花火を打ち上げている。息子の得意な演出で、妹の帰りを祝っている。おまけにクリスマスのデコレーションが窓を飾っている。リビングにはクリスマスツリーまで飾ってあった。まったくお祭り好きな家族だ。
 土産話はたくさんあり、ここにはとても書ききれないが、兎も角、いい経験ばかりできたようだった。友達も沢山できたようだ。ものおじしない娘はどこでもすぐに友達ができてしまう得な性格のようだ。トルコの友達が一番多く、アゼルバイジャンアルバニア、ブラジル、コロンビア、アルジェリアポーランド、タイ、韓国・・・。コミュニケーション能力は、俺とは違ってとても高いようなのだ。
 英国の粗食にも慣れたようだ。ホームステイ先もあまり構わない家庭であったようで、極めて質素な食生活をしてきたようだ。妻のように家事を何でもこなし、美味しい食事を作る凄さに、つくづく感心したようだった。Londonの街はみんな質素な格好をしているし、ブランド物など持っていない。ちょうど、ファーストリテイリングのGUのような安売りショップチェーンが流行っているようで、ユニクロでも高めであり、大丈夫かと問題意識を持っていた。ちなみに行ってすぐ、寒さに驚いた娘はライバル店のH&Mでコートを買ったようだ。
 万事、日本に比べればサービスが適当であり、日本の良さ、日本人の勤勉さを認識した旅になったようだ。「日本人であることが誇らしい」と言っていた。自分の働いているスタバのサービスもだいぶ違ったようだ。外に出ると、日本のことがよくわかるのは、海外滞在経験者共通の感想である。いいとこどりで通り過ぎてしまう、数日の観光旅行ではわからないものだ。そこで生活してみて、初めて見えてくるものだろう。
 語学習得が大事なのは勿論だが、文化、民族、国民性の違い・・・等、学ぶべきものは多い。社会人になる前に、こうした体験ができたのは娘にとって貴重なことであっただろう。直感的に決断して、現地ではめいっぱいアクティブに動き回り、いろいろなモノを見て、吸収していく。いっぱい土産物を仕込んできたようだ。
 結局、この日は撮ってきた写真をもとに、熱く語る娘の話に聴き入り、寝たのは2時、妻は3時であった。寝不足だ〜!
 写真は娘がAbbey RoadのあるST JOHN'S WOOD駅のBeatles Coffee Shopで買ってきてくれたカレンダーです。