神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

ボケとツッコミ

macky-jun2010-11-14

 今日、1ヶ月ぶりに娘がロンドンから帰ってくる。先程、仁川空港から電話がかかってきた。ロンドンを出る時に何も連絡をして来なかったので、心配していたが、逆に何も言ってこないということは、無事飛行機に乗ったということだろうと妻と話をしていた。ともかく、連絡をしてこない奴で、妻も電話で2回話したのと、メールが2回あったのみ。俺のところには電話もメールも無かった。絵ハガキが1週間前にようやく届いた。
 娘のいなかった1ヶ月間は、火の消えたように静かだった。妻は家がきれいでよかったと言っている。また、夜帰りが遅くて心配することも無かったから、よく眠れたようだ。たぶん、今晩帰ってきたら、また騒がしく、雑然とするのだろう。国内にいた方が心配事が増えるのかもしれない。それで、我が家では話題の中心になろうとする。まあ、必然とそうなってしまうのだろう。
 息子の友人から我が家族を評して、娘のみがツッコミで、あと3人はボケですね、と言われたことがあった。確かにこの1ヶ月の我が家の静けさはそのことを実証している。会話をしていても、それに絡んで突っ込んでくる奴がいないというのはあじけないものだ。ボケがボケ役を果たせず、単なるボヤキで終わってしまう。やはり、ボケはツッコミがいてこそ、活きるようだ。強いていえば、口数少ないけど、切れ味鋭い妻がツッコミ役を果たしていたようだ。
 離れて暮らす家族を想う、という体験を久々にした。20代の頃、単身でドイツに滞在して以来の経験だ。それが異国にいるとなると、想いは格別である。もうじき、娘は社会人になると共に、我が家を出ていくだろう。彼女は既に独立心が旺盛なので、この1ヶ月間は私にとって子離れする、いい心の準備期間になったようだ。
 荷物が重いので迎えに来てくれとのことなので、これから20:45到着便の迎えに成田まで行くつもりだ。今晩はロンドンの土産話で、我が家は深夜まで盛り上がりそうである。