神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

内部管理責任者試験を受験して

macky-jun2009-10-22

試験が終わった。内部管理責任者試験というやつで、日本証券業協会の外務員資格試験の一つだ。昨年取った証券外務員1種・2種資格と併せて、3点セットとなっている資格である。証券業務を行なう事業者の社員には受験が義務付けられていて、前者2つはサッサと取ったのだが、残った内部管理責任者試験は忙しいのを理由に受験を引き延ばしてきたのだった。確かに今年度から大学院では1年間フルで授業をやっており、その準備とか結構忙しかったのだ。社内でも未受験者が少なくなってきて、受験をするよう督促されてしまったのだ。そんなことで渋々受験をしたのだった。
 試験内容というのは基本的に証券業務を行う上でのコンプライアンスである。細かいルールを覚える必要がある。そもそも規則で縛られるのが嫌な性分であり、受験を敬遠してきたのが本音だ。証券外務員1種・2種試験は法律・税制・マクロ経済・財務分析・株式・債券・先物・オプションという内容であり、知識が増えて、既存の知識が整理されるのがとても楽しかった。しかし、今回は顧客口座の開設・投資勧誘の管理・顧客注文の受託・受渡し・保管の管理・協会員と役職員の規制・一般的不正行為と価格形成の監視・・といった内容である。前者がダイナミックなのに対して、極めて実務的でつまらなそうでしょう。
 自分には苦手なタイプの試験だと思ったので、2週間前からいつもカバンの中に携行して、会社の行き帰りの電車で、面白くもないテキストを読んだのだった。一渡り読み切ったので、試験3日前からきんざいのテキストに付いていたCD-ROMの模試をやってみた。結果は3戦3敗であった。70点以上が合格なのだが、58、66、64点だった。そして、いざ本番は・・・簡単だった。答え合わせをしてみたら、間違えたのが50問中わずか3問だった。迷った問題が悉く当たっていたのが大きかった。模試に比べ、明らかに易しいようであるが、模試が惨敗であった為に、それが反って良かったようだ。その間違えた問題を徹底的に覚えた。そして、不思議とその問題が出題された。
 今週は仕事で案件検討会もあり、月曜日はLed ZeppelinコピーバンドのLiveにも行ったり、仕事も遊びも忙しかったが、その合間にしっかり勉強もした。とても充実した達成感に浸り、試験後特有の解放感を味わっている。