神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

 逆転負けにガックリ

macky-jun2009-10-24

  クライマックスシリーズ第3戦中日VS巨人に行ってきました。会社の後輩A君が誘ってくれ、外野席レフトのドラゴンズ応援席のほぼ真ん中でした。実は応援席というのは初めてだったのです。クライマックスも初めてでした。だから、A君が誘ってくれたのはとても嬉しかった。また、金曜日の晩というのも実にいいセッティングだった。
 初めて尽くしで、驚くことが沢山あった。ドラゴンズ攻撃の時はずっと立ったままで応援をするのだ。それぞれの選手に応援歌があり、それを唄いながら、手拍子でけたたましく応援する。尤も殆どの人は応援グッズのプラスチックのバットを2つ持っており、それを叩くのだ。勿論、熱烈なドラゴンズファンである、A君は応援グッズを持っているし、しっかりブルーのドラゴンズユニフォームTシャツを着ていた。応援席に居る人は殆どブルーから白のドラゴンズTシャツを着ている。何も応援グッズを持っていない私がむしろ珍しい存在だ。
 応援席は選手からは遠く、プレーが良くは見えないのだが、選手と共に闘っているような参加意識があり、実に楽しいと思った。連日、応援に来たり、名古屋から東京まで応援に来てしまう人の気持ちが、少しだけわかった気がした。A君もその内の一人で、熱心なドラゴンズファンだ。私は物心ついた頃から、中日ドラゴンズ一徹のファンであるが、昔は兎も角として、いまは東京ドームが近くにあるにもかかわらず、球場に観に行くほど熱心ではない。誘われれば悦んで行くが、ものぐさな私はチケットを買ったりするのが面倒くさいのだ。
 試合は1回表、3番森野の2ランで早くも先制、早速応援席はボルテージが上がる。3、4回もチャンスを迎えるが、いずれも拙攻で2者残塁。そうしている間に、ラミレス、亀井の連続HRで2-2の同点。しかし、直ぐ中日が4-2と引っくり返し、このまま行くかと思えた。8回裏、得意の必勝リレーでまずは浅尾の投入。その浅尾が大誤算であった。ストライクが入らず、1,2番を出し、エラーや代打脇谷の2塁打で逆転されてしまった。
 終始、中日がリードしていたこの試合、勝っていればこれ程いい夜はなかったが、嫌な負け方をしてしまった。この日の外野席は2/3が巨人ファン。オレンジ色のタオルが舞っていた。巨人ファンにとっては快心の勝ち方だったろう。ドーム球場が怒涛の如く響いていた。少数派の中日ファンは下を向いて足早に球場を去ったのだった。野球も人生も終わるまではわからないということか。