神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

焼き鳥屋にて楽しいレクチャー

macky-jun2010-01-23

 昨晩は中学の同級生Mさん(Mさんはいっぱい出てくるから誰かわからないね)と、自由が丘の焼き鳥屋「鳥へい」http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13080492/で一杯やった。彼女に会うのは数年ぶりだった。駅を出ると焼き鳥屋さんばかり並ぶ小路があるが、ネットで検索し、行ってみたいと思った店だ。たまたま席が空き、入ってすぐのカウンターの奥に座れた。この日は静かな落ち着いて話せるスペースが欲しかった。だけど、彼女も私も意気投合したのが「焼き鳥が食べたい」のだった。とてもラッキーである。
 保険外務員に一年前からなったばかりの彼女は、この一年間ありとあらゆる試験を受けさせられており、今はFP3級試験を受けなければならない。その試験対策のアドバイスを求められたのだ。私自身は7年前にやはり会社から命じられ、FP2級を受けたことがあった。だけど、だいぶ昔の話であり、うまく相談に乗れるかなと不安もあった。
 全く金融関係の仕事に就いたこともなければ、株式とか資産運用にも無縁な彼女は、金融商品がよくわからないようだった。だから、株と債券の違い、割引債と利付債の違い、為替リスクとは何か、企業の損益計算書貸借対照表の仕組み、負債と資本との違い・・・等について、とても噛み砕いて話をした。話をしていて、実はこの手のことを解り易く説明するのが、私は得意だったことに気がついた。かつて部下や研修の講師をやって、話が解りやすいと評判だった。そもそも大学院で教えていることもあるが、自宅では経済学部に在籍して、就活中の娘からはこの手のベーシックなことをよく聞かれるのだ。このブログを書こうと思った経緯も、同級生の女性たちに経済や金融のことを解り易く説明したいという動機もあったからなのだ。それでも、解かりにくいというご批判もあるようだけど。
 私という人間はフェミニストなのか、単にもてたいと思っているだけの不埒な奴なのか、学生時代からちっとも進歩のない人間である。結局、この日は11時まで延々4時間半もカウンターに座っていたのだった。Mさんのお役に立てたかどうか、わかりません。ずっと金融や経済に無縁だった家庭の主婦だった人が、FP試験を受けなければいけないのは大変だなと、同情しつつも、偉いなと思った。頑張り屋のMさんはいつか必ず突破することでしょう。前向きな人と話しているとこちらも力を貰えるようでした。だけど、誰でも”勝間和代”にはなれないよね〜!