いま本当にしたいことはなんだろうか

明日から３連休である。休みの前の晩は楽しい。幾つになっても、休みは楽しいものだ。普通の週末であれば、金曜と土曜の晩は楽しいが、日曜は憂鬱になる。しかし、３連休であれば、それが金土日と一日長く楽しめるのである。わずか一日とはいえ、心の余裕は違う。
　今日、公立の小中学校では終業式が行われ、明日から長い夏休みに入る。学生時代の夏休みは本当に楽しかった。特に、期末テストが終わって、解放感に浸って、あとは休みを迎えるだけという期間がとても楽しかった。長い40日間もの休み、何をしようか、あれもしたい、これもしたい、果てしなく夢と幻想は拡がる。しかし、気だるい暑さと、十分過ぎる時間の長さを持て余し、無為に過ごしてしまうことも多かった。
　時間は有限である。いつ、自分の持ち時間が尽きるとも知れない。永遠に続くと思うから、無為に過ごせるわけであり、明日もしくは1週間後に、命尽きると判れば、生き方も変わろう。ならば、いま自分が本当にやりたいと思うことをするのがいいのではないだろうか。
中学3年だから受験勉強をしなければとか、大学３年だから就活をしなければ、と思う必要はない。勿論、この機会に受験も就活も頑張りたければ、頑張ればいい。今しかできないこと、心の底からしたいと思うことを、するべきではないだろうか。それは、我々のような50代となった大人でも同じである。いま、本当にしたいことはなんだろうか？その延長線上に、人生は構築されていく気がするのである。
　この風変わりな建物は何でしょう？ディズニーランドではありません。母校のキャンパスにある建物です。今は何に使われているかは分かりませんが、綺麗に塗装し直してあったので、ちょっと目を引きました。