神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

牛込中央通りの夜

macky-jun2009-05-23

  昨晩は高校時代の友人K君、I君と近所の牛込中央通りにあるイタリアンレストラン「Carmine」で食事をした。「Carmine」はけっこう有名なイタリア料理屋で、イタリアから空手修行にやってきたCarmineさんが日本に居着いて、今では都心部中心に数店のレストランを経営している。すぐ並びに、先日新装オープンした「La Volpaia」というやはりCarmineさんが経営するピザ専門店がある。また、神楽坂には弟さんがやっている「Sorriso」という店もある。
 店は近くでもあり、いったん自宅に帰り、カジュアルな服に着替えて出かける。店はカップルが多く、50代の男3人が集まるには場違いな気がしたが、この店はK君からのリクエストであった。料理は3,990円のコースで、前菜とカラスミのクリームソースパスタと真鯛ソテーとホーレン草・ジャガイモピューレのメインディッシュだったが、どれも美味しかった。デザートにはケーキとフルーツの盛り合わせがたっぷり出てきて、エスプレッソと一緒に愉しんだ。オーナーのCarmineさんがこの日は居り、料理を温かくサーブしてくれたので、独特の柔らかな雰囲気があったようだ。カンパリソーダ、ビール、一番安い白ワイン1本を飲んで、しめて3人で20,235円だったから、とってもリーズナブルだった。
 この日の話題は、K君がまた転職するという件であった。彼は外資系企業ばかり6社も既に渡り歩いており、今度が7社目となる。51歳にもなるのに、転職口が見つかるところが凄いと、I君と共に感心していた。我々2人は同じ金融グループにいるのだが、大学卒業後入行以来、一度も転職はしなかった。ただ、会社の方が勝手に変わったり、社内での異動で仕事内容が変わってきただけだった。
 2次会では同じ通りにある「酒呑みの台所」に行く。20年来通っている店なのだが、ここ2年もご無沙汰してしまっていた。この店のご主人さっちゃんや常連のクリさんたちが、温かく迎えてくれた。牛込のひっそりとした隠れ家のような趣きの小さなお店である。ここに来ると、ママの気さくな性格もあり、客どおしが仲よしになって、楽しく飲んでしまう。この日も某文具メーカーの部長さんの新製品開発のデモに付き合ったり、「最近何を聴いている?」と聞かれたことから、フォークソングの話でずっと盛り上がっていた。とても居心地のいい店である。近所にこんなにいい店がいっぱいあるのだから、これからはもう少し地元で遊ぼうかなと思う。