チャドから来た友

　今週は、連日忘年会が入っており、ブログも随分と空けてしまった。28（火）は大学の先生たちとの忘年会だった。虎ノ門の「ユック北の海道」という店で石狩鍋と刺身を食べた。料理2100円と安いコースだったが、とても美味しかった。特にルイベの刺身が絶品だった。北海道出身の市場ウォッチャーIさんお薦めの店だ。職場とは違うメンバーと経済・金融の話題を語り合うのはとてもいい刺激になる。会計はしめて＠3500円という安さだった。
　29(水）は中学の同級生K君と10数年ぶりに再会した。地元神楽坂の「玄品ふぐ　神楽坂の関」で今年初めてのフグ料理を堪能した。ｋ君は国連に勤務しており、チャドに駐在している。クリスマス・正月休みで帰省した。だから、何か日本的な料理がいいと思った。元々は外交官だった彼は2005年に外務省を退職し、出向していた縁もあり国連に転職した。チャドはまだ2カ月らしいが、その前がコソボで、その前が東チモールだった。イランやイラクに駐在したこともあった。ハードシップ地域ばかりである。そもそも難民保護が仕事なので、紛争を抱えている地域が仕事場となる。私とは全く別世界にいるということで、目から鱗だった。
　岩戸町の「Le Train Bleu」で12時過ぎまで、カウンターでワインを楽しむ。カウンターに座る両翼の女性たちとも仲良くなり、店長交え、談笑する。外交官だったK君は手慣れたもので、女性たちに気前よくワインをふるまった。彼からは幾つか驚くような話を聞いたが、前回会った直後の38歳の時に、胃がんになり胃を切除した。一度死んだ人生だからと、いまの生き方を選んだようだ。ずっと単身赴任で、タフに生きている。
　この日は少し贅沢をして、「玄品ふぐ」が13千円、「Le Train Bleu」が11千円だった。たまにはいいでしょう。
　歳も押し迫ってから、銀座の伊東屋で来年のリド・プランナー(315円）を買った。手帳用のゼブラのミニシャープペン(600円）と、来年1年分にとRecent Memo2冊（赤黒）とElegant Custom2冊(白黒）各189円も併せて購入。3か月毎に1冊ずつ使う見当だ。1年もあれば随分とボリュームのあることが書けるものだ。これがブログのネタ帳となり、ブログに書けない日記ともなる。