神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

自宅で駅弁の家族旅行気分なり

macky-jun2009-01-09

 今日は雪が降ると言われていたが、都内で一部の地域では初雪が観測されたらしいが、私の周辺では雪は降らなかった。しかし、さすがに寒く、この冬一番の寒さだったろう。風邪で調子も思わしくないので、立食の会社新年会は出席せずに、帰宅した。まだ6時前だったので、誰も帰宅しておらず、寒い家でみんなの帰りを待った。じきに妻が帰り、息子がいま京王デパートでやっている「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で、弁当を5つも買ってきた。中でも、小樽の海の輝き弁当(甘いうにとイクラが最高!)と名古屋の抹茶ひつまぶし日本一弁当がとても美味しかった。両方とも実演でやっていたらしい。他にも島根のおよぎ牛弁当、鹿児島の黒豚赤ワインステーキ弁当(若い人はどうしても肉を選ぶようだ)、何故だか地元新宿弁当(リニューアル版)だった。息子は意識して、全国に跨るように選んだようだが、食べながら、日本全国列車の旅を家族でしている気分で楽しかった。
 この催しは毎年行われる有名な催しで、今回で第44回にもなる。全国から200を超える駅弁とグルメ食材が集結するという大がかりなもので、事前にテレビで何回も報道をしていた。まだまだ他にも、鳥取いかすみ弁当黒めし、有名な北海道函館本線森駅のいかめし、石川のかにすし、青森の鯖昆布〆とか・・・・広告のちらしを見ていると、食べたいものが次々と並んでいる。こうしてみると、全国それぞれお国柄のうまいものがある。弁当の世界においてのみでも、これだけ美味しいものがずらっと並ぶのだ。まして、もっとジャンルを広げ、鍋物や刺身や天麩羅とか・・・で全国うまいものを並べたら、どれだけあるのだろう。とても一生のうちには食べきれないほどのうまいものがあろう。それも、季節によって美味いものは違う。なんて幸せな国なのだろうと思う。
 これにその土地にあった美味い酒があるのだ。酒と美味しい食材の組み合わせを考えるのは楽しい。日本には四季があり、今日のような凍てつく寒い、鍋が恋しい冬もあれば、涼をもとめる厳しい夏の暑さも、食欲の実りの秋、新しい芽の希望膨らむ春もある。列島をすべて海で囲まれていて、豊富な海産資源に恵まれている。こと「食」ということに関して言えば、どこの国にも負ける気はしない。先祖伝来、美味いものを食べて育ったから、日本人の舌は肥えていて、ますます美味いものが開発されていく。日本人に生まれてきて、本当によかったと思う。