神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

Las Vegasに到着 

macky-jun2012-07-12

 米国を妻と二人で旅してきた。米国といってもLas VegasとNew Yorkの2都市である。我々にとってはハワイには何回か往ったことがあるが、米国本土は初めてである。この歳になるまで米国さえ往ったことがない、New Yorkさえ知らないというのが秘かなコンプレックスになっていた。ちょうど私の仕事も変わることになり、節目のタイミングとして行く場所は、フロンティア精神にあふれた米国が相応しいだろうと考えた。
 出発は7月12日の夜といっても飛行機の離陸時間は日付の替わった24:05のJALのSan Francisco行きだ。旅の友としてDuty FreeでOld Parrの小瓶500mlを買いこみ、乗り込んだ。行きは9時間、機内食はしっかり食べたが、あまり映画も観ることなく、専らよく眠っていったようだ。一方、妻はあまり体調もよくなく、眠れなかったようだった。San Francisco空港で3時間のトランジットを過ごし、United航空で1時間半。Las Vegas空港に着いたのは22:19だった。時差が16時間もあり、時間の感覚が無くなる。上空からは怪しげな夜景が展開していた。
 Las Vegasはnevada州にあるが、砂漠の真中に人工的に作られたエンターティメントの都市だ。夜でもあり、ネオンがギラギラ光り、万博会場のパビリオンのようなホテルが立ち並ぶ。スフィンクスもいれば自由の女神もここにいて、エッフェル塔オペラ座もあるのだ。とてもバカバカしい、滑稽な街である。各ホテルが各国のテーマパークのようなコンセプトで建設されており、ユニークな建造物となっている。これもアメリカかと思った。
 我々が泊まったのはBELLAGIOという噴水ショーでも有名な雰囲気のいい高級ホテルだった。普段、高級には縁のない私ではあるが、この旅行の宿だけはデラックスにいきたいと思った。久々に妻を労いたいと思ったこと、私にとっても30年間働いてきたことへの区切りとしたかった。超巨大なホテルには巨大なカジノとシルクドソレイユの「O」のショー施設、リゾートプールが5つ、レストランとブランドショップが多数あり、まるで一つの街を形成しているかのようだ。Las Vegasの目抜き通りはLas Vegas BLVD.(通称:ストリップ通り)というが、そこにホテルが軒を連ねているが、隣のホテルに行くのでさえ10分程度はかかってしまう程、一つ一つのホテルが巨大である。
 この日ラッキーしたのは、眺望指定なしの予約だったが、噴水ショーの行なわれる池側の部屋になったことだ。その時の需給の関係でこうしたセレンデピティーはあるようだ。我々は15〜30分刻みで行われるショーを連日楽しんだのだった。優雅な水のバレエというのが一番妥当な表現だが、噴水の吹き出し口は1200箇所、最高140mまで達し、オペラやポピュラー音楽に合わせ、演出されている。ここBELLAGIOは北イタリアにある高級保養地ベラッジオをイメージしたもので、Las Vegas高級化の先駆けとなったホテルのようだ。「大人のリゾート」を謳っており、18歳未満は大人の同伴なしではホテルに立ち入れない。まずは初日の晩はとっても優しく、Las Vegasの街は受け入れてくれたようだ。