神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

Cirque du Soleilの「KA」に驚く

macky-jun2012-07-13

 米国旅行2日目である。昨晩、ホテルに着いてからガイダンスを聴き、部屋に行ったのが12時。それから空腹だった為、昼夕食兼でCafe bellagioにてステーキやオニオンスープやフェットチーネを食べる。量がとても多く、全部食べられず。Tip込みで$80だった。米国では食事代の15〜20%をTipとしてつける。これが面倒くさい。Sales Taxがラスベガスでは8.1%であり、最終的にMenuで選んだ金額よりも高いものになる。日本の習慣がつくづくいいなと思った。
 結局、初日とあり時差にも慣れるわけはなく、寝たのは現地時間4時だった。それでも10時には起き、Polioというスペイン風のコーヒーショップで朝食(クロワッサン、カフェラテ、$19)を食べ、日中はホテルのプールサイドで転がっていた。
 17時に早めの昼夕食をホテルのNoodleという中華で軽く食べる。私はワンタン麺とシューマイを、胃の調子が悪い妻は粥を食べた($45)。代理店の人の話ではこちらは量が多いので、日本人は1日2食か1.5食でちょうどいいと言われた。この後、我々は食事は2食で、夜寝る前にビールを飲みながらつまみを食べる程度の食生活を送った。
 夜19:00からCirque du Soleilの「KA」を会場となるMGM Grand HotelにTaxiで向かう。ショーは元オリンピックのメダリストやトップアスリートを集めた、所謂サーカスショーであるが、凄いの一言に尽きる。人間がここまで出来るのかという身体機能の高さに感激する。切符は予め日本からネットサイトで予約をした。最後列の安い席を取ったが、二人で$195だった。もう2つ前の列なら庇がなく、天井まで開け、さぞや気持ち良かっただろうと思った。
 「KA」は同団の「O」と並ぶ人気演目であり、この演目の為に作られた機械仕掛けの壮絶な舞台装置で行われる。創造の源である火と、すべてを焼き尽くす破壊の炎をテーマにした、壮大な抒情詩である。双子の兄妹が嵐の海に投げ出されたり、弓矢の雨に襲われたりしながら、ついに平和な世界にたどり着くまでを描く。日本語の「火」を思わせるショータイトルは、魂を来世に導いてくれる古代エジプトの精霊の名であるという。舞台装置が最大の見どころとなっており、荒れ狂う海に翻弄される巨大船、どこからともなく現れる海中世界、いつの間にか舞台が砂で満たされたかと思うと、今度は垂直の氷壁となり、戦場となり、奈落の底に人が落ちていく。まさに驚嘆の連続であり、フィナーレの打ち上げ花火にはここが屋内劇場であることを忘れさせるのだ。凄いものを観たと感激し、ベガスの街を歩いて帰ってきた。