神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

ダーク・ダックス「ロシア民謡」を聴きながら

macky-jun2009-06-01

ダーク・ダックスの「ロシア民謡」というタイトルのカセットアルバムを聴きながら書いている。これは学生時代に叔母から貰ったテープだけど、とても素晴らしいコーラス曲とロシア民謡の調べに魅了され、時々取り出しては聴いている。ダーク・ダックスは山の歌とか、唱歌とかも得意であるが、このグループのCDがブックオフにないかと探し回ったが、何所にもない。このような正統派グループとか歌い手のCDは、いったん取得したら、まず手離さないのだろう。正々堂々と、正価でレコード店で購入するしかなさそうである。
 ちなみに、メンバーは全員慶応義塾大学経済学部出身で、同大学のコーラスグループ・ワグネルソサエティのメンバーたちが1951年に結成した。4人は1930〜33年生まれであるので、私の親と略同じ年齢である。現在は佐々木 行(ささき とおる)さん(愛称:マンガさん)が病のために活動できず、3人で行っている。活動歴、半世紀以上にも亘るギネス的なグループだ。
 20曲のロシア民謡はどれも素晴らしいのだが、私は中でも「私が郵便馬車の御者だった頃」という悲しい歌に心を揺さぶられます。老人が昔を回想するのだが、昔、御者をしていた頃、恋人が自分の家を訪ねて来て、吹雪の晩に道を彷徨ってしまう。翌朝、その娘が深い雪の中から発見されるという、とっても悲しい話です。「ほほえみを顔に浮かべ 御者の胸に抱かれぬ こんな話はもういやだ 酒をついでくれ 若い日の心のきず 苦しい思い出よ」という歌詞で終わります。作詞はダーク・ダックスです。
 「ステンカ(捨てんか)・ラージン」「カリンカ(借りんか)」「ヴォルガの舟歌」「ポーリュシカ・ポーレ(放るか、放れ)」「カチューシャ(蚊注射)」「一週間」「赤いサラファン」等のロシア民謡のメジャー曲もいいのですが、へそ曲がりの小生は「白夜」とか「石油掘りの唄」や「スリコ」が好きです。
 その昔、団塊の世代よりも上の時代に、「歌声喫茶」というものが流行り、ロシア民謡をみんなで合唱していたと聞きますが、タイムスリップして、その輪の中に入ってみたいと思います。
 それはそうと、今日、あのGMが破産法(Chapter11)を申請してしまいました。国有化だそうです。いつ倒れるかと散々言われてきたので、誰も驚きませんが、クライスラーリーマン・ブラザーズ・・・米国の歴史のある名門企業がどんどん倒れていきます。いったいどうなってしまうのでしょうか。