神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

なんとイチローがヤンキースに

macky-jun2012-07-24

  米国からの長旅から帰ってきて、今朝のニュースにはビックリした。なんと、あのイチローヤンキースに移籍するのだ。新しい背番号は31番。Liveでの記者会見を8:00AM(現地は23日16:00)に見たのだが、その数時間後には新しいヤンキースのユニフォームを着て、古巣のマリナーズと長年馴れ親しんだセーフィコフィールドで対戦したのだから、もっと驚かされた。MLBのトレードと変わり身の早さはとても電撃的だ。8番ライトで先発出場し、4打数1安打だった。
 衝撃を受けたのにはもっと他に理由があった。実はつい先週の17日、NYヤンキーストロントブルージェイズ戦をYankee stadiumで観戦したばかりだったのだ。このブログを読んでくれている方ならご存知だろうが、私はとっても野球が好きだ。特にMLBを現地で観戦するのは私にとっては小学校以来の長年の夢であった。それが先日、ようやく叶ったのだ。ヤンキースのチケットはなかなか入手できないので、友人から教えてもらったStubhub.comというチケットブローカーサイトを通して購入した。手数料込みで二人で$166(13千円)だったが、内野2階席前から20列目(214Aブロック)しかもヤンキースの1塁側のいい席だった。最近は国内でもこんないい席で観る機会はあまりなかった。
 Yankee Stadiumはマンハッタン中心部から急行で20分、Bronxという下町的な所にあり、駅から直ぐだった。さしずめここは水道橋駅近の東京ドームか。2009年に改修したばかりの新球場はとてもきれいだった。19:05スタートで20時過ぎまで明るかった。後半は照明が灯り、デイゲームとナイターの2つを味わえたかのようだった。緑の天然芝と独特な土の色がとても美しかった。この色に長年憧れてきた。試合はアメリカンリーグ目下首位のヤンキースと最下位のブルージェイズであり、ヤンキースの先発がエースのサバシアとあり、一方的な試合となった。6-1でヤンキースが勝ち、試合内容自体は面白いものではなかったが、私にとってはずっと興奮の時間が続いた。何しろそこに、ジーターやAロッドがいるのだ。テシェーラやカノ―もスイッシャ―もいた。
 電光掲示板を使った演出が見事であり、盛り上げ方が巧いと思った。鳴り物を持った応援団はいないが、ジーターが登場すれば千両役者の登場のように掛け声がかかる。座席の間をビールやポップコーンやホットドッグの売り子が、独特の訛った英語を使い、売り歩く。東京ドームの女の子たちのような可愛さは勿論ないが、実に味があり、面白い。私はこの旅の間、彼ら売り子の声が頭から離れず、真似をしていた。「ハット(ホットドッグ)」「ポプコン(ポップコーン)」「カラッカジャク(クラッカージャック)」という具合である。
 さてイチローはオールスター休暇に決断をしたというが、あと1週間早かったら・・・ヤンキースユニフォームを着たイチローを観ることが出来たのだ。そう思うととっても残念な気がするが、またこのスタジアムにやって来る理由ができたと思うことにした。そもそもこのブログで以前、イチローに是非ヤンキースのユニフォームを着て欲しいと書いたことがあった。いまそれも叶ったのだ。この日、ヤンキース選手全員のサインボール(レプリカ)$10とジーター人形$20を自分へのお土産として買って帰った。