神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

イチロー観てきたぞ〜

macky-jun2012-03-29

  MLB開幕第2戦のシアトル・マリナーズオークランド・アスレチックスの試合を東京ドームに観に行ってきた。いつもながら同僚A君が手配してくれたチケットでH君、同業M社のK君と4人で観戦した。シートはレフト側外野席の最も端っこでレフトポール際の外側、内野席に最も近い席だった。さすがにイチローの守るライト側は直ぐに完売したそうな。
 今日はどちらの応援でもないし、応援団の鳴り物もないので、静かに観ることが出来た。多くの人は日本が産んだ英雄のイチローを観に来ただけだろう。イチローの打席では歓声が凄く、フラッシュがピカピカ光っていた。それも昨日の開幕戦ではイチローは5打数4安打と大活躍し、凱旋したのだ。やはり大舞台に強い男は違う。前回のWBCで極度の不振に喘いだのに、決勝戦でサヨナラタイムリーを放ち、一番美味しいところを持って行ったのを思い出す。
 しかし、この日のイチローは残念ながら4打数無安打。前の日に打ち過ぎたのでこんなこともあろう。試合は両チームとも殆どヒットが出ぬままに、0対0で中盤まで進んだが、両チーム計4本のホームランが飛び出し、アスレチックスが4対1で勝利を収めた。ビリー・ビーンの率いるアスレチックスは小説「マネーボール」で有名になった戦術の送りバントや犠牲フライなど一切やらず、ホームランでの加点のみの大味な野球だった。マリナーズはただひたすら貧打なのだ。こういう野球を観ると、日本の野球は緻密だなと思う。人によってそれは好き好きなのだが・・・。8時半にはあっさり試合は終わってしまったのだ。
 このブログでもこれまでさんざん書いてきたが、私はメジャーリーグと日本プロ野球の力の差は、はっきり言って殆ど無くなっていると見ている。今回もオープン戦とはいえ、阪神は両チームに勝ったし、巨人も1勝1敗だった。マリナーズは連敗だった。もっともこの2チームともMLBの中では決して強いチームではない。ピッチャーの球も開幕戦だからなのか、あまり速いとは言えず、せいぜい140km/h台だった。打線は湿りがちであまり迫力を感じなかった。子供の時に観たあの全盛期のオリオールズのような、迫力満点のMLBチームはいったいどこに消えてしまったのか。