神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

(22) 初詣考

macky-jun2012-01-06

  例年、初詣は元日に行うが、地元の氏神である赤城神社に行っている。何でもこの神社は牛込総鎮守と言い、徳川幕府によって江戸の三社と称されたらしい。ちなみに他の2社は日枝神社神田明神である。規模、知名度でみると、贔屓目に見ても、両社には差をつけられている気がするのは否めない。
 歴史は古く、鎌倉時代1300年(正安2年)に上野国赤城山の麓から牛込に移住した豪族の大胡氏により、早稲田の田島村に創建されたと伝えられている。その後、1460年江戸城を築城した太田道灌により牛込台に移され、1555年に現在地に移された。
 江戸末期の火災、1945年の大空襲で社殿は悉く焼失したが、戦後1951年に再建されたが、一昨年に大規模に建て替えられ、マンションを併設するモダンな神社に変身した。アカギカフェというお洒落なレストランカフェが境内にあり、一休みするのには絶好の場所だ。もとより神社というのは人が気楽に集まる場所だった。心なしか、従来は地元の参拝者のみであったが、外から来る人たちが増えて、行列も長くなった気がする。
 我が家では例年、この後、早稲田の穴八幡に続いてお参りするのであるが、今年はカフェでまったりしてしまい、行かなかった。その代り、初出勤の1/4に同僚たちと商売の神様である神田明神に出かけた。9時半前だったので大して並ぶことはなかった。帰り道には学問の神様のいる湯島聖堂にもお参りした。
 その翌日はジムの帰りに、市ヶ谷亀ヶ岡八幡宮にもお参りした。どれも有名な神社ばかりだ。しかし、果たして初詣に幾つかの神社を掛け持ちしてお参りするのはどんなものだろうか。気が多い参拝者を神様がお叱りにならないものだろうか。初詣は氏神様にお参りするものと信じているが、実家に帰れば天神様を祀った小金井神社を参拝し、子供の初めての七五三では日枝神社にも行ったし、受験のお参りでは湯島天神明治神宮にも行った。浮気な人間を神様はどう見ているのだろうか。