天才逝く

　　スティーブ・ジョブズが死んだ。膵臓がんに侵され、肝臓移植も受けたばかりだったから、ゲッソリと痩せたあの姿を見るにつけ、かなり厳しい状況なのだと予感させられていた。8/24にアップルCEOを辞任し、ティム・クックを後任に指名した。しかし、こんなにも早く逝ってしまうとは・・・。ちょうど前の日に、次期iPhoneが５ではなく、４Ｓを発表したばかりだった。
　ジョブズについては多くの人がブログにて書いているだろうから、詳しくは書かない。もし関心があったら、以前に書いたジョブズの話を読んでほしい。http://d.hatena.ne.jp/macky-jun/20090204/1252933268
http://d.hatena.ne.jp/macky-jun/20090205/1252933191
　彼の人生はとても波乱に満ちたものだった。次々と魅力的な商品を発表し、社会を変えてきた。我々の生活への影響も大きい。アップル社をエクソンモービルを抜き、時価総額で世界最大の価値のある会社にしたばかりだった。
　一度は創業したアップル社を更迭され、追い出されるという憂き目にあったジョブズ。最後はiPhone、iPod、iPadの魅力的な商品の話題で注目されつつ、最高の終りかたとなった。56歳という人生はあまりにも短かったような気がするが、誰よりも早く、誰よりも派手に過ぎ去っていった。