神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

長い一日

macky-jun2011-06-12

  昨日はとても長い一日だった。朝5時に起床し、講義のレジュメ作りを夕方までずっとやった。Power Pointで作る資料は大半が出来ていたのだが、見直すと次々に課題が出てくる。話す流れを考えて、順番を入れ替え、要らないレジュメを削っていく。グラフを作るのは創造的で楽しい。
 この日は夜に楽しみがあった。前々から観に行こうと言っていた「ブラックスワン」の座席を予約していたのだ。バルト9では2日前から座席予約が出来るのだが、この日の上映はなんと21:00からと23:20からの夜の2回のみだった。21:00からの予約をとり、夕食を済ませてから出かけた。こんな時間に地下鉄に乗って、街(新宿)に出かけるのはとても”非日常的”で心弾むものがあった。
 映画は前にブログにも書いた通り、バレエ映画といいながらサスペンスホラーなので、最後までハラハラドキドキなので「とっても疲れた」というのが二人の共通の感想だった。ときにエロく、グロい映像でもあるのだが、ナタリー・ポートマンの魅力もあり、ずっと目を離せないのが疲れた理由でもあった。代役論争もあったが、それとはわからなく、巧く仕上げてあった。ナタリー・ポートマンは「ローマの休日」のオードリーによく似ていたのが印象的だった。
 バレリーナの舞台裏での激しい主役争い、大役を取ってからの内面的な葛藤の物語だ。元バレリーナでもあった母親の期待と嫉妬という煩わしい庇護の下で、舞台監督からのパワハラ・セクハラ、元プリマであったべスの引退・事故、ライバルのリリーの出現が二ナ(ナタリー・ポートマン)を精神的に追い込んでいく。そして、「白鳥の湖」の公演初日に思わぬ展開が待っている。
 まだ観ていない人のためにここから先は書きません。バレエファンもそうでない人にも、一見の価値ある映画だと思います。結局、まっすぐ家に帰ってきたのだが、12時10分前だった。それから、冷やしておいたボルドーワインを飲みながら、生ハムとチーズとナッツをつまみに感想を2時近くまで語り合ったのだった。とっても長い一日でした。