神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

「「狂い」のすすめ」のすすめ

macky-jun2011-06-10

  朝から激しい雨が降っている。いまは6/11(土)の早朝、今朝も5時から起きている。すっかり早起きが習慣化した。朝起きると、先ずは台所に行き、生姜をすりおろし、お湯を注ぎ、生姜汁として飲んでいる。体が温まっていいようだ。こうして一日の始動の準備をする。
 ブログやメールをチェックし、いまやらなければいけない課題を次々と片付けていく。平日はタイムリミットがあるが、授業のない土曜日はゆったりとでき、精神衛生上とてもいい。今日は雨降りなので、一日家に籠もり、書斎の机で過ごすことになろう。 
 前に読んだひろさちやの「「狂い」のすすめ」を読み返している。「人生に意味なんかないんだ」ということを繰り返し言っている。人生に意味があり、目的があるとすれば、私たちはその目的に向かってまっしぐらに驀進したくなります。競走馬的人生になってしまう。人間は-ついでに生きている-。意味のない人生だから、生まれてきたついでにのんびりと自由に生きられる。誰に遠慮する必要もなく、自分の勝手気ままに生きることができるのです。
 人生を目的地主義で生きると、あっという間に人生が終わってしまう。人生に意味を持たせてはいけない。生き甲斐なんてない。病気になったら治そうと思ったらいけない。病人として生きればいい。左遷されたら、一つ業績を上げて再び本社に戻ろうなんて考えてはいけない。毎日を楽しく暮らせばいい。苦しみを楽しむことが出来れば、あなたの人生は素晴らしい人生になる。
 ひろさちやは一見非常識なことを言っているように見えるが、仏教を中心とした宗教からきた考えをわかりやすく伝えてくれる。彼の本に触れていると、世間の常識を疑い本当の常識に気付かせてくれる。「心の浄化作用」のある本である。
 写真は前回の続きです。バルト9から眺めた私の母校です。