神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

人のつながりとは

macky-jun2011-04-03

 昨晩は中学仲間と都立大学のN先輩の店「朱鷺を(TOKIO)」に延べ11名が集まり、楽しい宴会を行なった。震災の自粛ムードをぶっ飛ばそうと、どこぞの馬鹿な知事が言う花見自粛に逆らい、花見そっちのけだったが、盛り上がった。また、この日はなんとN先輩の店がリニューアルオープンする当日だった。
 祝いのこも酒や店の名前の新潟吟醸酒「朱鷺」を持ちこみ、6時に集合し、大いに飲み、またしても記憶を失ってしまった。また、参加メンバーで震災被災地に義援金を出そうと、各自から寄付を募ったのだった。とってもささやかながら景気貢献や被災者の応援ができればと思った。
 大震災の被災地ではガスや水道や電気のインフラがやられ、不自由な生活を余儀なくされている。そんな生活の中で人々が気づいたのは、「人と人とのつながり」の大切さだという。「誰かとつながっていたい」という根源的な欲求がある。絶望を救えるのは人でしかないのだ。
 我々がしばしばこうして集まり、酒を飲んで騒ぐのも、「人と人とのつながり」を求めているからだ。独りで生きていけるほど人間は強くない。だけど、友は一緒に人生を歩いてくれる訳でもない。だから、たまに会うだけでもいい。そこで明日への元気が貰え、自分の人生に対しての充実感が増すのだ。
 「人は出会うと必ず別れる、出会った瞬間から別れる悲しみを内包して人は付き合っていくものだ」という。人気女優だった妻の死に苦しんできた作家伊集院静の言葉だ。先に悲しみが控えているにもかかわらず、人は懲りもせず、人との出会いを求める。傷つくくらいなら出会わなければいいとさえ思ってしまう。一瞬の歓びの為に人は出会いを求めて行く。人は常に矛盾を自分自身に内包した生き物なのだ。
 母校のホームページを偶然見つけました。→
http://www.meguro.ed.jp/meguro11/ 懐かしさに浸れる映像です。