神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

妻との新しい関係

macky-jun2011-04-04

  娘が家を出て行ってから、家族の関係は随分と変わったような気がする。3人家族に22年ぶりに戻った我々は昔に回帰したようだ。子供は息子だけになったので、彼の話すことをよく聞くようになったので、より彼のことが見えてきた。よく話し、場を仕切ってしまう、存在感のある娘がいなくなると、見えなかったものがよく見えてくる。
 何より変わったのは妻との関係だろうか。妻と2人きりでじっくりとよく話をするようになった。子供が2人いると、彼女は常にどちらかを気にかけており、おちおちゆっくり話をすることもなかった。こちらも耳を傾ける努力が足りなかったようだ。久しぶりに若い時の二人に戻った気がした。
 娘が引っ越した翌日に、妻は3Fの娘の部屋を自分の部屋にした。モノが散乱していた部屋がすっきりとした空間に生まれ変わった。さっそく寝室も移した。睡眠も邪魔されることがなく、充分と寝られ、快適なようである。妻にとって私は睡眠妨害の邪魔者でしかなかったようだ。
 一方の私は睡眠時間が減ったようである。机に向かい、ブログを書いたり、本を読んでいても、これまでは妻が寝る時間には強制終了させられていたのが無くなった。自分にとって自由な時間が甦ったのだが、机で居眠りしてしまうは、つい夢中になり夜更かしするはで、生活は乱れてしまったようだ。妻が適度なサーモスタットの役割をしてくれていたようだ。
 お互いに別々の空間を持つことで、むしろ妻との関係は好くなったように思った。久々に2人で旅行でもするかという話をしていたが、取り敢えず近場に在る東京ドームのスパ・ラクーアにでも行くかということになった。