神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

友人たちからのメール

macky-jun2011-02-06

  昨晩は激しく大酒を飲んだので、さすがの今日はジムをサボってしまった。家を一歩も出ずに引きこもり生活をした。酒も抜いた。それでもメールが何通か来て、退屈はせず、寂しくもない。メールの返信を書いたり、ブログをまとめ書きしていると、あっという間に一日が過ぎる。
 朝早く、6:39に高校時代の友人からメールが入っていた。彼女は毎朝走っているので、とっても早起きなのだ。2日前の中学受験のブログを読んで、お嬢さんが共立女子にいるから、懐かしくなって、メールをくれたのだった。「中学のセーラー服が清楚で、セーラー服経験のない私は袖を通して怒られたものです。今では、ジムの仮装エアロの時に屋根裏から引っ張り出し拝借して着ています。」に思わず噴き出し、笑ってしまった。彼女のセーラー服姿、是非拝見したいものだ。
 鎌倉の友人からは三味線初体験をしたとのメールを貰った。「う〜さぎうさぎの「十五夜」と「黒田節」を教えて貰い、なんとか弾けて、嬉しかった。それ以上に嬉しいのは、私は三味線の音が相当好きとわかったことです。いつか三味線を習いたい、という夢を持てただけでも幸せな気持ちになりました。」とあった。
 友人は上妻宏光からの影響で三味線に興味を持ったようだ。私もこの友人の影響で、上妻宏光を聴いている。この人はまったく新しいタイプの三味線弾きである。「AGATSUMA PLAYS STANDARDS」というアルバムが秀逸だ。ここには日本の曲は「砂山」と「竹田の子守唄」のみで、あとは様々なジャンルの曲を演奏している。マイケル・ジャクソンの「Beat It」やS&Gで有名な「スカボロー・フェア」ばかりか、JazzピアニストのChick Coreaの「スペイン」、YMOの「テクノポリス」まで入っている。「ミッション・インポッシブル」ではコンピュータ・サウンドとの融合を狙い、思いっきり遊んでいる。実に楽しい曲だ。最後はクラッシックで私の大好きな「ダッタン人の踊り」とパッフェルベルの「カノン」で締めている。何とも楽しいアルバムだ。
 彼の功績はいろんなジャンルの音楽との融合を果たしたことで、三味線の可能性を世に知らしめた点だろうか。三味線に対して持っていた、古くさい因習的な空気を完全に排除してくれた。
 三味線も尺八も琴も・・・和楽器の音色は日本人の耳に馴染みやすいのだろう。理屈ではなく、DNAに刻まれている気がする。だけど、若い頃は何で和楽器全般に関心を持てなかったのか?不思議だ。いま聴くと、「砂山」も「花」(瀧廉太郎)も「早春賦」も・・・素晴らしい。小学校の音楽室の情景が甦るようだ。当時は真剣に聴いてなかったかもしれないけど、体のどこかに浸みこんでいるに違いない。