神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

Images of London

macky-jun2010-10-11

  今日は朝から素晴らしい秋晴れだ。連日、天気が悪かったせいか、とても爽やかだ。屋上から見えるスカイ・ツリーもだいぶ高くなってきた。今は第2展望台辺りを工事しているのだろうか。1週間ぶりに見るツリーは成長する子供や植物のようであり、その変化が楽しみだ。だけど、完成するのは来年末ということなので、まだ1年以上も工事が続く。
 来週からロンドンに行く娘は、連日バイトだ、飲み会だと忙しく、相変わらず家にはあまりいない。ほぼ寝るために家に帰ってくるような生活だ。よっぽど外が好きなのだろう。10数年前、ロンドン出張に出かけた際に、街のノミの市であるポスターを買った。ロンドンの街の建築物を現代的なタッチで描いたもので「Images of London」と名付けられ、作者のサインが入ったものだった。作者はChristopher Rogersという人物で1991年の作品のようだ。そのポスターは我が家で長年人目につかない場所にあったが、この機会に書斎の机の前の壁に飾ることにした。
 ホームステイ先も既に決まったようで、日々、今頃どうしているのだろう?とこのポスターを見る度に思うことだろう。妻が物置の片付けを始め、当時使ったJALのロンドンガイドブックも出てきた。そこから走馬灯のようにロンドンの街での記憶が甦る。
 ビッグ・ベンの近くのホテルに泊まり、毎朝、ヴィヴィアン・リーの映画「哀愁」で有名なWaterloo Bridgeでテムズ川を渡り、Waterloo駅の近くにある3iのオフィスに歩いて通った。初日に早起きして行ったAbbey Roadの横断歩道に先ず興奮し、そして研修の合間をぬって行ったCovent GardenのRoyalOpera Houseの天井桟敷席で観たバレエ「カルミナ・ブラーナ」、Piccadilly CircusのHer Majesty's劇場で観たミュージカル「オペラ座の怪人」。3iの同僚に連れて行って貰ったパブ。彼らはつまみなど食べずに、生ビールのジョッキを2杯、3杯と立て続けに飲む。またそのジョッキが大きいので、頭がクラクラしてくる。
 ロンドン郊外のSurbitonの街並みで見た、これぞEnglish Gardenというような庭園のある住宅街。幸せな生活の理想像を凝縮したような素晴らしさだった。Tower Bridgeのすぐ脇にある見晴らしのいいWillsonさん(日本での同僚だった)の私邸、連れて行って貰った湾岸の再開発地区のしゃれたレストラン・・・。楽しい思い出の数々だ。同じようにこの街で、いい思い出をたくさん作ってきて欲しい。