神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

今日は短編集

macky-jun2010-10-12

  先日のアルゼンチン戦に続いて、今日も韓国戦を観戦する。今日は引き分けだったが、確実に日本チームの力が上がっているように思う。以前は出来なかった細かいプレーが見られるようになったのと、ゴールへの意識が高まっている気がする。また、ザック(ザッケローニ監督)の仄々とした感じもいいね。そういえば(勝手に私が言っているのだが)我が社にザックに似た人がいて、私のすぐ近くに座っているのだ。
 志賀直哉を久々に読み始めたのだ。ある人からの影響で、美しい日本語の文章が読みたくなった。「小僧の神様他十篇」という岩波文庫の短編集を買って、行き帰りの電車の中で読んでいる。美しい文章とはわかりやすい素直な文章なのかと思った。何となく浅田次郎の文章に似ているような気がした。彼は三島由紀夫を慕ってきた人なのだが、志賀直哉のこともどこかで書いていたような気がした。やっぱり、影響されているのかな。
 久々に長〜い、ひつこい風邪を引いた。薬を10日間以上飲み続けてきたが、飲み忘れていたら、治ってきたようだ。病は忘れてしまうのが治るコツだと言っていた人がいたが、なるほどその通りかもしれない。
 ちょっとしたことで喜べるようになったが、一見好さそうに思えることでも俄か喜びはしなくなった。いろいろと辛酸を舐めてきたことの成果だろうか。
 同様にお金をかけなくても、心の持ち方一つで感動を得られることも知った。年輪を経た学習効果だろうか。
 日々、周りを注意深く観察していると、面白いことがたくさん転がっている。そんな時は心が疲れていないし、アンテナの感度が良くて、5本立っている時だろう。