神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

やってくれました!中日リーグ優勝

macky-jun2010-10-02

 我が中日ドラゴンズがリーグ優勝を決めた。後半戦、巨人、阪神との三つ巴の厳しい闘いをようやく征することが出来た。6月末には首位巨人とは8ゲーム差を付けられていたが、プロ野球新記録となる5試合連続零封勝利などで粘り強く勝ってくれた。ロースコアゲームに極めて強かったのも特色だ。
 今年の中日は投手力に尽きよう。両リーグで唯一のチーム防御率が3点前半台であった。先発陣の吉見とチェン。中継ぎに浅尾と高橋。抑えは不動の岩瀬。この不動の投手リレーに、ベテランの山本昌、山井、中田賢らの先発陣が頑張った。若手投手陣が順調に育ったのが強かった。
 一方、野手でも和田、森野、ブランコや荒木、谷繁らが活躍した。中日ドラゴンズの良さはこれといったピカイチのスター選手はいないものの、ナインそれぞれが持ち味を発揮して、戦えることだと思う。派手さは無いが細かい野球ができることが、どこぞのチームとは違うのだろう。 
 このチームの強さはやはり名将落合監督であろう。シーズン中、喜怒哀楽を一切見せない落合はゲームを1シーズンの闘いと言う長いスパンで考えている。実にクールで合理的な頭脳の持ち主であり、3冠王を3度も獲った現役の時代とそのスタイルは変わらない。この俺流とも言われるスタイルをマスコミから皮肉を籠めて言われてきたが、当時から私は落合のこの他者に動じないスタイルがとても好きであった。彼が中日にトレードされて来た時はとても嬉しかった。
 中日は2004年、06年にリーグ優勝、そして07年にはリーグ優勝は出来なかったけど、CSシリーズを勝ちぬき日本一になった。中日ファンになって40数年、このチームは巨人のような常勝チームではないけれど、数年に一度は優勝をしてくれるとっても律儀なチームである。特に落合監督になってからは常に優勝に絡んでいる。今年はCSシリーズも勝ちぬき、堂々たる日本一になって欲しいと願う。何しろホームのナゴヤドームでは51勝16敗1分けという圧倒的な勝率なので、この先も大いに期待したい。