神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

アマゾンに感激

macky-jun2010-08-17

 激しい暑さである。お盆を過ぎたというのにこの暑さは何だ。今日、練馬では38.2℃もあった。大手町の路上で気温を測ると40℃を超えているらしい。いや、50度近いかもしれない。都内で熱中症での死亡は100人を超えてしまった。いずれにしても異常である。我々が子供の頃はこんなに暑いことはなかった。精々いって30℃を少し超えていた位だったに違いない。道路が舗装化されて放射熱が強い。自動車の排ガス、エアコンの室外機の排熱・・・これらが室内の暮らしを快適にする一方で、外の暮らしを不快にする。それは我々に還ってきて、異常気温ということでお返しをしてくるのだ。
 さて、つらい暑さから家に戻ると、2日前にアマゾンに頼んでいた本が2冊送られてきていた。シャワーを浴び、バドワイザーをラッパ飲みしながら、パラパラとめくりだす。購入したのは、恩人清水佑三氏の遺作になってしまった「上司のモヤモヤ」と谷口ジローの漫画「遥かな町へ」。清水氏の本は2008/3に出版されて間もなく、図書館にあったので既に読んでいた。しかし、友人と清水氏の本が話題にのぼり、たまたまネットでアマゾンのアフィリエイト広告に出てきたので記念に購入した。「遥かな町へ」は昨年、このブログにも書いたのだが、本屋ではいっこうに見当たらず、版元品切れと聞かされていたが、アマゾンで検索したらあっさりあったという次第で、迷わず購入したのだった。清水氏の本からはユーモアと叡智を、「遥かな町へ」からはタイムスリップのトリップ感を味わいたい。
 本を探すのは流行の本以外は結構手間暇がかかるもの。ましてブックオフで出会うのは宝探しのようなものである。アマゾンでは新刊ばかりか中古も置いてあり、現物はもちろん確認できないが、状態が書いてあり、”良品”となっているものは概ね良い。プライスもまちまちである。ちなみに「上司のモヤモヤ」が99円、「遥かな町へ」が750円であり、それに送料がそれぞれ340円かかる。元値は両書とも1400円+税である。会社で仕事している間に、家に配達されているので快適である。恩人の清水さんに99円では申し訳ないなと思いつつも、しっかり手元においてしっかり読んで、継承するのが恩返しかなと、勝手な理屈を捻り出して購入することにした。暑い夏に届いた清涼剤のようなアマゾンからの送り物だった。