神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

今年もセパ交流戦に

macky-jun2010-06-05

  昨晩は東京ドームでのセパ交流戦巨人対日本ハムを観戦してきた。メンバーは昨年と同じ高校の同級生男女7人である。S君は昨年同様、小田原から出張がてら参加してくれた。Kさんが手配してくれたチケットは3塁側2階C席2,300円だった。前から2番目の席でバッターがとても近い、いい席だった。また、昨年同様におつまみセットをわざわざ各人に用意してくれていた。
 試合はローテーションの谷間なのか、エース級のピッチャーは出ず、初めからホームランが飛び出す、ソロホームラン合戦となる粗いゲーム展開であった。6対5の日本ハムリードで迎えた9回裏のランナー1塁で、坂本の2ランホームランが飛び出し、サヨナラゲームとなる劇的なフィナーレだった。巨人ファンにはたまらない展開だっただろう。ドームにはオレンジのタオルが舞った。
 巨人と日本ハムは、共にドーム前身の後楽園球場をフランチャイズとするチームであった。私が父に連れられて初めてプロ野球を観たのが、後楽園球場での東映対南海戦だった。今でいえば、日本ハムソフトバンクである。当時、南海にはノムさんが、東映には張りさんがいたのである。”ぼやき”と”喝”の闘い、今から思えばとっても贅沢な試合であるが、当時パリーグは地味で人気が無く、後楽園球場とはいえガランと空いていた。立ち食いそばの汁の醤油の匂いがする、ぼろっちい球場であった。その後、プロ野球は数え切れないほど観たのだが、初めて観たこの試合はよく覚えている。
 今年の交流戦は大変なことが起きている。上位6位までをパリーグが独占し、セリーグが下位6位に沈んでいる。まさに実力のパを象徴した成績なのだが、その差は投手力だろうと言われている。確かにパにはダルビッシュ、岩隈、田中、岸・・・と先発完投できる投手がいる。セでは投手も打席に入らねばならず、チャンスには代打を立てられることもあり、完投できる投手の育成ができないのではとも言われている。
 試合は9時半に終わった。3時間半である。50を超えた親父にはやや辛い。野球の試合は長くて、集中が効かず、必ず途切れる。話をしていると、いつの間にか点が入っており、投手が替わっている。金曜日の解放感と一週間の疲れ、ぼーっとしながら、試合後、Meets Portにある居酒屋で軽く一時間ほど飲んで、再会を約し別れた。