神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

無人島に持っていくDVDは何か

macky-jun2009-11-20

  金曜日の晩、会社の帰りに春日の「鯛助」という行きつけの魚屋で刺身を買い、ラクーア新星堂に寄りました。Paul McCartneyの新譜が欲しかったのですが、初回限定版の特典付きは12/2に発売が延期。ちょうどDVDを3枚で3,000円というセールをやっていて、さんざん迷ったあげくに「卒業」「燃えよドラゴン」「イージーライダー」の3枚を買いました。我々年代の思い出の映画ばかりです。
 「無人島に持っていくのにどのDVDを持っていくか?」という質問を突きつけられたような感じでした。尤も電気が通っていないであろう無人島では、テレビはおろかDVDを観るなんて、あり得ない話だと思いますが・・・。新星堂のセール対象は洋画ばかりですが、昔の名作中心にかなりの数がセール対象になっていました。まず一枚選ぶとすれば、私の場合は「ローマの休日」とか「ゴッドファーザー」が出てきます。しかし、既にDVDで持っています。少し新しめながら「バック・トゥー・ザ・フューチャー」や「ターミネーター」や「マトリックス」も候補に上がるでしょうが、これらも既に持っていました。古い作品ばかりでなく、007の新作「慰めの報酬」も既に出ていました。
 頭の中ですぐ浮かぶ欲しいDVDというのは、何度でも繰り返してみたい作品、思った時にすぐ観たい作品ということですが、ざっと上げると「ラストエンペラー」「愛と哀しみのボレロ」「静かなるドン」マイケル・ダグラスの「ゲーム」でしょうか。だけど、どれもありませんでした。ヴィヴィアン・リーの「哀愁」もとてもいいのですが、主人公が可哀そう過ぎて、何度も観るには耐えられません。結局、選んだのは若い頃の思い出が深く、その後も何度も観た「卒業」「燃えよドラゴン」という娯楽性の高い映画でした。もう一枚は「ドクトル・ジバゴ」と「イージーライダー」でどちらを選ぶか迷いましたが、大作は何度も観ないなと思い、久しぶりにピーター・フォンダとステッペン・ウルフの音楽を聴きたくなって「イージー」を選びました。
 ウキウキとした気分で帰って、息子と二人で刺身を食べ、10時過ぎにバレエを観てきた妻が帰ってきて、それから「卒業」を懐かしく観ました。これまでも何回観たか、わからないくらい繰り返し観た好きな映画です。さすがに良くできている。画像の切り取り方のきれいさとサイモンとガーファンクルの音楽の良さ、ダスティン・ホフマンやアン・バンクラフトの巧さ、キャサリン・ロスの可憐さでしょうか。この映画についてはもっといろいろ言いたいことがあるので、いずれブログに書きます。おまけに少し観るつもりで、「燃えよドラゴン」を観だしたら、すっかり惹き込まれ、結局最後まで(夜中の2時)観てしまいました。