神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

”青い鳥”は何所に

macky-jun2009-07-31

 週末に楽しいことがあると思うと、平日の仕事にも張りがある。心の余裕が生まれる。そこにだけ縋らないでも何とかなるというような、別世界の視点を持てるようになる。先ほど、携帯に中学野球部の悪友が名古屋から電話してきた。彼ら3人(男2女1)は、W君の出張に合わせた飲み会の真っ最中で、既にワイン2本を空けたと酔っ払っていた。こちらも適当に酔っていたので、突然の乱入は何とも嬉しかった。明日も小学校のクラスの仲間が10人程集まり、自由が丘で飲むことになっている。旧友に会う歓び、何ものにも替え難いものがある。
 昨晩(7/31)はここまで書いて、居眠りしてしまったので、今朝7時に起きて「幸田真音のIt's mine」を聴きながら続きを書いている。今朝は珍しく涼しく、高原にいるような天気だ。今日から早くも8月である。今夏は今のところ何所にも行く予定はない。心の持ち様で、東京も高原のようにもなる。休みに行楽地を訪ねるよりは、自宅でゆっくり過ごした方がリラックスできる。すべては心の持ち方である。
 読みたい本に囲まれ、観たい映画も沢山ある。こうしてPCさえあれば、人とのつながりも楽しめて、寂しくはない。美味い料理は身近にあり、酒も飲みたいときに飲める。健康でいれば、気持さえヘタっていなければ、平凡だけど楽しいことはいっぱいある。持っていない何か”青い鳥”を追いかけるよりは、既に持っているものを楽しむべきだろう。持っていないもの”夢””希望””金””地位”・・・を望むよりは、いま既に持っているものを、改めて見直してみよう。結構、自分はいろいろと持っているのに、持ちすぎてその存在さえ忘れていることはよくあります。そのものの正当な価値を忘れています。メーテルリンクの「青い鳥」で、チルチルとミチルの兄妹は”青い鳥”を見つける旅に出るが、苦労して結局見つからず、家に帰ります。しかし、家に”青い鳥”がいたことに気づく、という話でした。すべては心の持ち方で、自分にとっての”青い鳥”を見つけられるのでしょう。