神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

「琉球的哀華」

macky-jun2009-06-27

 昨日(6/27)は大学院の授業が終わった後に、いつもの日課で、早稲田駅近くのスーパー三徳の前に出張販売している焼き鳥屋で1,000円分の12串を買い、ブックオフに寄る。焼き鳥屋のおやじとはすっかり仲好しになって、冗談を交わしながら、いつもおまけしてくれる。今日の掘り出し物はCDだった。「琉球的哀華」500円、綾戸智絵「Shine」250円の2枚を購入。ひろさちやと玄侑宋久の仏教関係本も2冊、各105円で買った。
 「琉球的哀華」は2002年にSony Musicから出た沖縄ポップスのオムニバス・アルバムである。ジャケットのコピーをそのまま頂くと、「沖縄濃度120%!熱い沖縄・美しい沖縄・楽しい沖縄・踊る沖縄・祈りの沖縄。歌って踊って笑って泣ける全17曲の沖縄系ポップ決定盤。」ミュージシャンはTHE BOOMりんけんバンドネーネーズ加藤登紀子矢野顕子山本潤子伍代夏子松坂慶子細野晴臣&イエロー・マジック・バンド(YMO結成前)、上々台風・・・等、実に多彩なメンバー。島唄に始まり、桑田佳佑の作った平和の琉歌、松坂の歌う十九の春、安里屋ユンタ、てぃんさぐぬ花・・・等、味のある、沖縄のゆったりとした空気に変えてくれる曲が続く。これは本当にお買い得のCDだったさー。なんて、沖縄の人って幸せなのだろうさー。
 沖縄では音楽や芸能が暮らしに深く根づいている。NHKの朝の連ドラ「ちゅらさん」でも、堺正章扮するお父さんが、三線(さんしん:沖縄で三味線のこと)を持ち出しては、やたら弾いて歌っていた。国仲涼子ちゅらさんがそれに合わせ、踊るシーンもあった。本土では三味線を弾くのは極めて特別な人に限られるが、沖縄で男が三線を弾くのはごく当たり前の光景らしい。ゆんたくと称し、家族仲良く、毎晩宴会をやっているイメージださー。
 その位、音楽や芸能が密接であり、なるほど、沖縄出身のミュージシャンや芸能人をざっと挙げただけでも、安室奈美恵、SPEED、DA PUMP、MAX、仲間由紀恵国仲涼子、だいぶ古いところでは、南沙織・・・と、綺羅星の如くのスター揃いである。スターを生み出しやすい風土が、既に生活の中にあったのだろう。 
 この晩は、BGMが良かったのか、ビール大瓶を飲んだ後、日本酒を3合、琉球泡盛の久米仙をオンザロックで数杯・・・と酒も大いに進み、飲み続け、11時過ぎには沈没。部屋に引き揚げ、マグロのように転がっていたら、いつの間にか寝入ってしまった。「琉球的哀華」、これからもいい飲み仲間になってくれそうださー。