神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

城山三郎の息子 再登場

macky-jun2009-06-23

城山三郎さんの人気は大したものである。亡くなってなお、その人気はまったく衰えることはなく、むしろここ最近は盛り上がっているかのような気がする。ドラマに採り上げられることも多い。ここ半年でも、自身の家族を描いた「そうか、もう君はいないのか」や広田弘毅の「落日燃ゆ」が放映され、来月からは通産官僚を描いたドラマ「官僚たちの夏」がTBS日曜劇場で連続放映される。96年にNHKで放映され、今回がドラマ化は2度目となるが、主人公のMr.通産省佐橋滋をモデルにした風越信吾の役が佐藤浩市(前回は中村敦夫)である。
 最近、私のブログにも「城山三郎+息子」で検索して来られる読者が連日いるのである。Google検索で15,400件もあるのに、たまたま一番上に表示されてしまっているからである。また、息子さんに関心を持っておられる読者が多いのだろうか。実は今日、その息子さんであるSさんと、半日ずっと一緒だった。横浜の会社の会議に出席し、ランチを供にし、東海道線で一緒に帰ってきた。
 毎日、私のブログを欠かさずご覧頂いているようであり、大作家のご子息にと、感激している。時々、学生時代の同級生の女性陣たちと飲んだとか、野球を観にいったとかの記事を見ては、「くそー、ムカついた」と言いながら読まれているとのことである。Sさんは中高と神奈川の名門男子校ご出身なので、そのような機会もなく、尚更ムカついておられるとのことである。
 妹の井上紀子さんが、大活躍のご様子で、父城山三郎の意志を継いで、各地で講演会や文筆活動をこなされている。「官僚たちの夏」のドラマにも係わっておられるようである。Sさんは大変楽しい方で、ここでは書けないような下ネタな話題を振りまいては、我々を笑わせてくれるのだが、父親とは違ったキャラクターで、Sさんの著作にも是非期待したいところである。
 私の妻がブログを一切見ないという話をしたら、Sさんは「それはいいことだ」と言われた。何でも城山三郎氏の作品を奥様(Sさんの母親)も読まなかったらしい。間違えて一冊だけ読んだとのことだったが、何故間違えたのかはわからない。書かれているテーマに、関心が無いからと言われていたらしいが、おそらくそういうことではないのだろう。うちの妻は、単純に私に関心がないようではあるが。まあ、行動をあれこれ詮索されずに助かるし、束縛されないのも有難い。よっぽど、外の女性たちの方が関心をもって、ブログをお読み頂いているようである。妻は、毎月給料だけはしっかり持って来い、と位に思っているのだろう。