野球に続けサッカー代表
サッカーのワールドカップアジア予選で日本はバーレーンに1−0で勝ち、本選出場が見えてきた。あと1勝すれば決まるので、ウズベキスタン、カタール、オーストラリアのどれかに勝てばいいので、まず決まったと言っていいのだろう。WBCベースボールでの日本の連覇からすれば、サッカーでもこの程度では満足してもらっては困る。世界のトップを目指して貰いたい。
WBCでの日本チームのホームランは9試合でわずか4本。出場国中でも8位の少なさ。上位にはキューバ、ベネズエラ、アメリカ等が並ぶ。だけど、防御率は1.7のダントツの1位。守備も良く、状況に応じた繋ぐバッティングが持ち味だった。バント、犠牲フライ、盗塁、エンドランを絡めたとても洗練された野球を行った。所謂、スモールベースボールというのが、日本のスタイルだった。
この個性をはっきりと生かしたのが、勝利の原動力となった。サッカーで、前回ワールドカップではフィジカルの弱さを思い知らされた日本チーム、自分たちの個性に合ったスタイルを創ることができるかが、鍵を握っている。