神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

「はてな」からの素敵なプレゼント

macky-jun2009-03-11

家に帰ると、「はてな」から素敵なプレゼントが届いていた。注文していたダイアリーブックである。すなわちこのブログ「神楽坂のキャピタリスト」の過去1年分を”本”にしたのである。2007年12月9日から書き始めたので、2008年12月9日までのちょうど丸一年分である。当初、区切りのいいところでと年末までを申し込んだら、478ページにもなる。460ページまでが上限らしい。結局、446ページにもなった。出来上がったのが手元に来ると、とても分厚い本だ。ざっと、新書3冊分にもなってしまう厚さである。辞書か参考書のようだ。かみさんに真っ先に”本”を見せたら、「この厚さ・・。誰も読まないね。」というのが開口一番の挨拶でした。相変わらず、シビアーだね〜。厚すぎて、真中が折れず、見にくいので、もっと薄くまとめれば良かったと後悔した。今度は200ページ位で、1冊作ることとしよう。
 だけど、一方で、1年間でこんなに書けたんだ、という感慨がある。235話を集録したことになる。今日、このブログ記事が297話目だから、未集録分も既に62話にもなる。だいたい1話を平均1,500字前後で書いているから、ざっと45万字も書いたことになる。原稿用紙にすれば1,125枚だ。学校の授業では、原稿用紙3枚書くのも大変だったのに、変われば変わるものだ。誠に人間は不可思議である。
 自分の過去に書いた文章を読んでみると、意外なほど面白い。自分が書いたから(自分のことを読むのは)面白いのか、客観的にも面白いのかは、よくわからない。だけど、率直に言うと「よくこんなこと書けたな。」と単純に感心してしまう。普段の自分の引き出しは、こんなに沢山開いておらず、頭の中も薄く雲が漂ったボーっとした状態なので、「よくいろいろなジャンルからテーマを持ってきたな。」と当人のことにも関わらず、感心してしまうのだ。また、この1年間で大したことをやった気はあまりしないけど、いろんな活動をしたな、ということにも驚きました。あまり自分のことを自画自賛?するのは馬鹿丸出しなのでこの位にしておこう。
 この「はてな」のサービスは、注文がいくつかのオプションになっています。基本料金が800円で、あとは枚数に応じての従量課金制です。モノクロが8円/枚、カラーが50円/枚と料金にだいぶ開きがあります。写真を生かしたいと思えば、カラーですが、料金差が大きすぎる。当然ながら、モノクロにしました。だけど、出来上がりのモノクロ写真はとてもいい出来栄えで、だいたい2ページに1枚写真が入り、ほどいいです。表紙カバーを上装版にすると、3,000円増しです。私の場合は並装のモノクロでしたから、とても分厚い本でしたが、4,868円でした。
 素人がちょっとした作家気分を味わうのも、自分が歩んできた記録(日記)として読んでみるのも、とてもいいものです。日頃、ネット上で過去の記事を読むのとはまた違った気分です。ペーパーならではの良さがあります。たぶん、生まれて初めて味わった気分のような気がします。「はてな」さんに感謝です。