神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

「20世紀少年〜もう一つの第1章」

macky-jun2009-01-30

 昨晩はTV金曜ロードショーで「20世紀少年〜もう一つの第1章」を観た。本日から第2章が公開される為、昨年8月に公開したばかりの第1章を、宣伝のため早くもTV公開した。ケンヂを唐沢寿明、オッチョを豊川悦司、ユキジを常盤貴子で、脇役陣も有名俳優で固めている。原作を予め読んでしまったためか、映画はいま一つ物足りなかったというのが感想だ。俳優はだいたいイメージに合っており、いい線行った配役だと思う。特にオッチョの豊悦はピッタリだと思った。ユキジは常盤だと少し若すぎる気がした。コミック24巻の大作を映画にして3部作とはいえ、相当圧縮せざるをえず、細部が十分描き切れていない、特に登場人物の心理描写まで細かく入っていない印象だった。それは原作を先に読んだ時に共通に感じることなので、映画の2時間という尺の中で、そこまで要求するのは監督や製作陣に酷なことかもしれない。3日前に観た「007慰めの報酬」のインパクトが強すぎて、どんなアクションや演出も霞んで見えてしまうという、個人的な事情もあったと思う。
 今晩は中学の仲間で遅めの新年会と題して、秘密基地集会(?)を行なう。先日、K君がくれた野球部メモリアルボックスを持ってきてくれとのリクエストがあるので、持参する。たぶん話題は中学時代にタイムスリップして、「20世紀少年」の主人公たちのような気分が味わえるのだろう。とても楽しみである。だけど、正義の味方になって、我々は何に向かって立ち上がるのだろうか?