神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

ダニエル・クレイグのボンドに夢中

macky-jun2008-12-21

  夜、息子の借りてきたDVDの米国映画「The Invasion」を観る。07/10に日本でも公開されたサスペンス・アクション映画で、二コール・キッドマンとダニエル・クレイグが主演している。いま、息子は現007のジェームス・ボンドであるダニエル・クレイグにはまっている。小生もボンド映画はこれまで全作観てきたが、彼のボンドはいいと支持している。前作の「007カジノロワイヤル」での圧倒的な存在感のある演技が記憶に新しいところだ。今までのボンドとは違う、手加減しない強さと冷静さを持ち、本質的には優しさを持った、無口なボンドである。決して、ロジャー・ムーアのように軽口は叩かない。ティモシー・ダルトンピアース・ブロスナンのような中途半端な感じでもない。強いて言えば、ショーン・コネリーの初代ボンドに近いのだけど、あそこまで荒っぽくもない。姿形、無口なはにかみ屋な様子からすれば、スティーブ・マックイーンに似ていると思う。私と妻の共通の見解である。ダニエル・クレイグスティーブ・マックイーンの息子であると思えるくらい、よく似ている。
 そのダニエル・クレイグが007とはちと違った雰囲気であるが、キッドマンの恋人役をやっている。この映画はジャック・フィニイSF小説「盗まれた街」の4度目の映画化作品らしい。一つの小説を4回も映画化するとは凄いことである。あらすじはスペースシャトルの事故で、宇宙から飛来した未知のウィルスが機体に付着していて、それに地球の人間が感染し、徐々に拡がってしまうという話である。ある日突然、自分の夫や妻、家族が別人になっているという恐い話である。話は多少、バイオハザードにも似ている。二コール・キッドマンの押し出しの強い顔、迫力あるボディーがとても印象的でした。そういう点では、ダニエル・クレイグは影に隠れてしまいました。
 来月、ダニエル・クレイグの007新作「007/慰めの報酬」が封切りされます。前作の1時間後という舞台設定の続編で、ボンドは愛した女性を失った心の傷がまだ癒えていない、という心情の下でのスタートです。なかなかの迫力シーン満載で、前作にも劣らない素晴らしい出来との評判です。22歳の息子と二人で、映画館に観にいくことを約束しました。この年齢の息子が親父と二人で、映画を観にいくのは珍しいでしょう?何故か、彼とは昔から「ゴジラ映画」をずっと一緒に観にいく習慣がありました。最近も彼が借りてきたDVDを気が向くと、一緒に観ることも多かったのです。映画は、趣味の合いにくい息子との唯一の接点でしょうか。