神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

神田神保町古本まつり

macky-jun2008-11-01

     神田神保町古本まつりに行ってきた。毎年この時期に行われ、今年は27日から行なわれた。例年、この祭りの週末に通うのが日課であった。特に印象会館で開かれる蔵書印まつりで、篆刻として実体験ができる催しがあって、ここ最近は通っていた。今日は行ったのが既に3:20であり、受付終了であり駄目だった。1年間の内で唯一、彫刻体験ができる貴重な時間である。これまで、自分の名前から始まり、一字ずつ掘り、3回掘った。今回は何を掘ろうかと考えていたが、かなわなかった。
 このまつりに来ると、まずは恒例のサブカルチャー書店の店頭での映画パンフレット買いである。この日は、以前から探していたマイケル・ダグラスの「ゲーム」をGetできた。他にも、バレエ映画「アンナ・パブロワ」、往年の喜劇映画ピーター・セラーズの「チャンス」、大作「ドクトル・ジバゴ」の4つを各100円で買えたのだった。過去に観た映画の思い出をパンフレットの写真と文章で振り返るのも、何ともいえず好きなのである。決して、コレクターではないと思っている。映画のストーリー、思い出を辿るのが好きなのである。
 昨年と同じように、Disk Unionの店頭でも粘って、CDとアナログLP盤の100円セールを漁ったのだった。じっくり選んだせいもあり、自分的にはかなり面白い選択が出来た。CD盤ではポール・マッカートニーの97年のアルバム「Flaming Pie」、Jimmy Page & Robert Plantの「Walking into Clarksdale」という解散後の98年アルバム、そして毛色はだいぶ違うけど、浜崎あゆみの「Boys & Girls」をオリジナルにアレンジしまっくって、10曲作ったアルバムの3枚。アナログLPはとても懐かしい。Herp Alpert「Rise」、Joe Sample「Rainbow Seeker」、Christopher Cross「南から来た男」、Erroll Garner「Concert by the Sea」、加藤登紀子「愛のくらし/知床旅情」の5枚である。加藤登紀子は大先輩の歌手であるが「ひとり寝の子守歌」をラジオで聴いていいと思い、「琵琶湖周航の歌」「知床旅情」とか名曲の入った若い頃のアルバムである。計840円で面白いものが買えた。結局、1240円しか使わなかった。先週、M先輩から言われた金を使わなくても楽しいことはいっぱいある、ということを実践した一日でした。