神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

日経平均株価26年ぶりの安値

macky-jun2008-10-27

  ついに日経平均株価がバブル後最安値の7607円(03/4)ばかりか、26年ぶりの安値となる7162円の終値となった。なんと1982年10月7日以来とのことである。私がちょうど社会人1年目を迎えた年のことである。遥か昔の話であり、その後85/9のプラザ合意や87/10のブラックマンデーを経て、89/12に史上最高値38,915円を記録し、バブルの絶頂を迎えるのである。その後、一気にバブルが崩壊し、95/4には史上最高の円高79.75円を記録。97/7アジア危機、97/11日本金融危機、2000年ITバブル崩壊、05,6年新興市場バブルを経て、07/8サブプライム問題顕在化で、08/9米欧金融危機という変遷を辿るのである。個人的には社会人として、金融マンとして働いてきた、金融・経済に接してきた時代とまさに重なるので万感の思いである。一方で、この間の大事な経済のバロメーターでもある日経平均株価が26年前の水準と変わらないという現実・・・この間の日本人全体の努力は何だったんだろう、と愕然たる気持ちである。ただ、ただ、力が抜けていく。