神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

Lez Zeppelin Live in Japan

macky-jun2008-10-02

 昨晩は小学館Lapitaの齋藤編集長を誘って、渋谷Club Quattroで行なわれたLez ZeppelinのLiveに行ってきた。さる7/27のブログ(http://d.hatena.ne.jp/macky-jun/20080727)でご紹介したLed Zeppelinのトリビュートバンドである。7:00開演であったが、6:30にはLive Houseに着き、ターキージンジャーを飲みながら齋藤さんを待つ。客は50歳代の男女ばかりかと予想していたが、あにはからんや、20代から50代までバラエティーだった。Zeppelinのファン層の厚さ、若い人たちにも魅力が伝わっていることがわかった。
 最初は「移民の歌」で始まり、早くも会場は大盛り上がり。3曲目「The Lemon Song」そして「幻惑されて(Dazed and Confused)」でまた盛り上がる。ギタリストSteph Paynesのソロ弓弾きがカッコよかった。続いて何曲か後に「Ocean」「Black Dog」「Kashmir」と続き、熱狂する。アンコールは予想していた通り「ロックンロール」「胸いっぱいの愛を」だった。ここで最高潮に達する。2度目のアンコールは「communication Breakdown」でちょっと意外だった。終盤になるにつれて盛り上がり、さすがにスタンディングで2時間近く観るのはしんどかったけど、みんなノリノリで指を突き上げ、踊っていた。
 今回の初来日はこの日一日限りの公演で、価値あるものだった。あまり宣伝されず、僕もブログを書いていたので、ネット上でたまたまこの公演の存在を知れたのだった。もっとちゃんと宣伝すれば、我々50歳代周りはもっと集まって、聴きたかっただろうにと惜しく思う。だけど、数百人も入らぬ小さな会場だったので、ミュージシャンとの一体感があり、とても良かった。期待したとおりだった。Sarahのボーカルは迫力もあり、ミュージカルで鍛えた音域も広く、チャーミングだった。Helen Destroyのドラムは女性ながら迫力満点だった。体格もますますよくなったのではないか。女性でJohn Bohnamに迫るのは大変なことだと思う。齋藤さんとも話しながら帰ったが、女性バンドでLed Zeppelinをやる場合、一番しんどいのはドラマー、次がJ.Pageのギター・ワークだろう。ボーカルのRobert Plantの高いキーで歌うのは女性にはそんなにきつくないのかもしれない。ベースのLisaも職人っぽく渋くきめていた。
 公演終了後、渋谷の街は若者でいっぱいだったので、僕らオヤジは二人のホームタウンである神楽坂に帰り、飲むことにする。家の脇を通り過ぎ、若宮町・小栗小路の「七厘」という焼き鳥屋のカウンターで飲み始める。程なく、齋藤さんの知り合いのBMGというドイツ系のレコード会社に勤めるYさんがやってきたので、3人で飲む。Yさんは僕より一つ下の同年代。その後、ロック映像を流しているロックカフェ「ペンサコーラ」に行き、ZeppelinやQueenノーランズマーク・ボランピーター・フランプトンの映像を観ながら、盛り上がる。出版社の編集長、レコード会社の企画マン、ベンチャーキャピタリストと世界の違う、不良中年たちが深夜の2時までロックの話で無邪気に盛り上がる。おじさんならではの夜遊びで、楽しんだ晩だった。