神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

EL CONDOR PASAを聴く晩に

macky-jun2008-05-11

  SIMON&GARFUNKELの「EL CONDOR PASA(コンドルは飛んで行く)」を聴きながら書いている。なんてこのデュオはこんなにも抒情的な歌で、心に入ってくるのだろう。「スカボロー・フェア」「アメリカ」「水曜の朝、午前三時」いずれも心にしんみり響いてくる歌だ。僕らが中学から大学時代にかけて流行っていたということもあるが、何よりティーンエイジャーの青春を歌った歌であり、ちょうどそのタイミングに我々の青春も重なったことが、我々の心に響く理由でもあろう。同年代の仲間はみんな、同じく感傷に浸っているのではないだろうか。甘く切なく爽やかな、だけど明るさ一辺倒でない暗さもあるのが、このデュオの良さだろう。
 ダスティン・ホフマン演じる映画「卒業」のサントラとして使われて有名だが、「卒業」は10回以上は観た好きな映画の一つだ。背も低く、スタイルも良くなく、凡そ風采も上がらないホフマンが、逆説的に、このエリートで社会人になるにあたってモラトリアム状態で無気力となっている若者を演じたのが面白かったのだと思う。原作での主人公はもっと恰好のいい青年の役柄設定だった。
 今日は朝の7時に我が社のU君が車で迎えに来てくれて、千葉長生郡にある丸の内倶楽部というところでのゴルフに行ってきた。退職される上司Hさんの送別ゴルフという趣旨で7人が集まった。予報通り、最初のハーフは雨が残っていた。午後のハーフは雨が止んだものの、一日寒く、風が冷たかった。プレイはなかなか思うように行ってくれないが、一日適度に運動して、程よい疲れが心地よく残り、楽しい一日だった。千葉方面のゴルフも実に久し振りであったが、懐かしく、かつての記憶が蘇った。スコアは51,45の96で大したことはなかった。OBを2つやったこと、何でもない130YDのショートで7打も叩いたこと、アプローチがまったく寄らず行ったり来たりしたこと、パットも冴えなかったこと。悪かったポイントはいっぱいある。バーディー1つ、パーは4つだった。
 一緒に回ったHさんとはほとんど10年ぶりのラウンドで、その前やったのが20年前だった。相変わらず若々しく勢いのあるショットを打っておられたが、パットではだいぶ苦労をされていた。サウスポーのM君とも2年ぶりのラウンドだが、最近かなり入れあげているようで上達していた。時々ハッとするプレーをするが、すぐまた崩れるのは昔のままか。U君はとてもパワフルなゴルフをする。年20回もやっているというから、この中では1番やっている。小技が上手くなれば、もっと上を目指せるだろうにと思う。
 連休明けでおまけに天候が悪かったため、往復とも渋滞には遭わず、極めてスムーズに行けた。17:30には家に帰ってこれたので、ゆっくり「篤姫」を観ることもできた。U君、一日運転御苦労さま。ロング池越えのツーオン狙い、また見せてください。