神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

オリンピック柔道代表選考結果

macky-jun2008-04-06

 2週間前に売り切れで買えなかった大野屋のやきとりを買ってきた。4時に行ったのでまだ十分あった。何でも先週、先々週の売れ行きが良かったので、今日はたくさん串に刺して待っているが、それ程ではないとのこと。お花見も先週がピークか。だけど、街は人通りが多く、十分すぎるくらい賑やかだった。
 よく見ると、1本80円だったのが100円になって、値上げしていた。いろいろな所でモノの値段が上がりだした。原油の高騰、中国餃子事件や偽装食品事件等があり、食料品や外食での値上げが先行しているようだ。長いこと値上げというものがなく、むしろデフレ経済が続いていたので、値段が上がるという経験が本当に久しぶりだ。
 今日はこの後6時からBS-ハイビジョンのNHK大河「篤姫」を観て、7時からはいよいよ柔道体重別選手権大会2日目が楽しみだ。だけど、昼の2:30PMから試合をやっているので、結果は出てるのだろう。ネットは見ないでおこう。
 篤姫は江戸に上り、益々面白くなってきた。将軍の御台所への道も周囲の反対もあり、そう簡単には行かないようだ。(ここで暫く中断)
 柔道の体重別選手権が終わり、男女12人の代表も決まった。女子48kg級の谷亮子は1回戦から切れのいい動きで相手を圧倒してきたが、決勝では山岸絵美に不覚の敗戦。だけど、過去の実績を買われ、代表は決定。52kg級は48kg級から階級を上げた、元スーパー高校生として高1の時から注目された中村美里が優勝し、代表も射止めた。
 他の女子は今日の優勝者というよりはこれまでの実績が重視された代表選考だった。57kg級が佐藤愛子、63kg級が谷本歩実、70kg級が上野雅恵、78kg級が中沢さえ、78kg超級は4/20の全日本選手権後に決まるが、間違いなく塚田真希になるだろう。
 男子は60kg級でやはり野村忠宏が落選。オリンピック4連覇は夢と消えた。躍進中の平岡拓晃が決定。66kgがアテネ金メダリストで昨日優勝した内柴正人が決定。73kgが金丸雄介、81kgが小野卓志、90kgがアテネ銀の泉浩、100kgはここ一番でやはり圧倒的な強さを示した鈴木桂治、100kg超級はやはり4/29の全日本後に決まる。ここは今日優勝し、復活をアピールした井上康生と、過去2度オリンピック代表には僅差でなれず、涙を飲んだが、世界選手権で優勝し、心境著しい棟田康幸との争いとなる。
 井上の崖っぷちの戦いも心動かされるが、個人的にはこれまで運がなく、華やかな舞台に縁の無かった棟田に代表になってもらいたい。棟田の試合における毅然とした礼の姿勢には、昔の日本人が持っていた美しさがあると思う。年代の近いライバルの井上や鈴木の影に隠れながら、腐らずに頑張ってきた。実力もリオの世界選手権優勝で証明できた。その彼に一度ハレの場を用意してあげて欲しい。
 オリンピック代表というとても高い目標を競い合う、日本のトップクラスの戦い。柔道ならずとも、いずれも厳しい世界で崇高な世界だ。それ故に心打たれるものは多いし、選手に感情移入できる。だけど、勝った者も敗れし者も素晴らしい。双方に拍手を送りたい。