神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

柔道オリンピック代表は如何に

macky-jun2008-04-05

  オリンピック3連覇中の柔道の野村が代表選考会となる体重別選手権の60Kg級準決勝で敗れた。動きがまったく野村らしくなかった。優勝した躍進中の平岡との代表選考が微妙な状況となった。野村に前人未到の4連覇の夢を賭けたいという気持ちと、現在の実力で上回ると目される新進の平岡に代表を譲るべきだとの思いも両方あり、複雑だ。他にもアテネ金メダリストの上野雅恵も準決勝で敗北。明日、全階級終了後、代表が決定する。
 谷亮子は別格で、明日勝とうが、負けようが、間違いなく代表となるようだ。何しろ、世界選手権の代表選考では負けたけど、代表に選ばれ、プレッシャーの中で見事、世界選手権で優勝したのは記憶に新しい。確実に世界で勝てる選手というのが選考の基準だ。谷の底力については誰も異を唱えないだろう。
 何しろ前回のアテネでは柔道は男女とも大健闘をし、金メダルを量産した。毎日行われる体重別の競技を深夜、食い入るように観戦した。これ程嬉しいことがあろうかというくらい、連日、日本人選手は活躍した。十分楽しませ、喜ばせてくれた。その後、ここ3年は国際大会では成績はそれほど冴えていない。アテネでの大活躍で日本選手が徹底的に各国の選手に研究されてしまったというのが主因だろう。
 明日は男子の重量級、女子の軽量級の試合が行われる。楽しみである。いつから柔道に熱中するようになったか、記憶はないが、主要大会でTV放送されるものは殆ど、観てきた。スポーツの中ではかなりの柔道フリークである。日本の武道の持つ美しさが好きだ。今の柔道は有効だ、効果だとポイントで判定されるが、一本勝ちの美学にこだわりたい。新しい国際柔道連盟では日本人理事が外れるというハプニングがあったが、ルール改正では日本流の一本勝ちの重視の方向性に行くと言われている。嬉しい話ではあるが、実態どうなるか。