神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

ベンチャーキャピタリストの為の思いつき語録集

macky-jun2008-01-29

ベンチャーキャピタルの仕事には大げさな戦略は要らず、ただ見どころのある会社を探すだけじゃないだろうか。その際に気をつける点は下記4点。
1.経営陣に水準以上の能力と経験があるか。
2.好調ではあるが急成長ではない市場に属しているか。→成長著しい市場はあらゆる経営の欠点を覆い隠す。
3.偏在的な旨味(unafair advantage)があるか。
4.タイミング →早すぎて失敗した会社は多い。   (読み人知らず)

・技術や人材が未熟な場合はともかく、熟していない市場への投資は禁物だ。早く機が熟すようにと、市場を急かすわけにはいかないからだ。(アン・ウィンブラッド)
・人生はあまりにも短いので、信頼できない経営陣とは付き合うべからず。たとえ有望な案件でも、協調できない、あるいは価値観が合わない企業家は敬遠する。(ボブ・ノックス)
投資銀行業務(VC)ほど素晴らしい仕事はない。会社運営の些事に係わることなく、会長の視線でものごとを眺めていられる。
・マーケットの手強さも魅力の一つだ。世の中のありとあらゆること−政治・経済・社会の在り方、世界情勢−がマーケットに反映される。奥が深い。(サンフォード・ロバートソン)
・米国のキャピタリストは挨拶言葉として「これまで何社倒産させたか」と投げかけ、初対面のキャピタリストの実力を測る。人は成功よりも失敗から多くを学ぶ。また、どの程度チャレンジングな姿勢を持っているかがわかる。(神楽坂のキャピタリスト)