神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

「他人と深く関わらずに生きるには」

macky-jun2008-01-11

 会社の新年会があったが、明日最終講義があるのとブログが気になり、あっさり1次会でA君と一緒に帰ってきた。以前の俺だったら、率先して2次会へと向かっていたのに・・と思う。人間変われば変わるものだ?!
 山梨大学(現在は早稲田大学)で生物学を研究する教授である池田清彦さんが「他人と深く関わらずに生きるには」という本を書かれている。タイトルはショッキングなネーミングであるが、大変示唆に富む内容であり、その中からほんのいくつかの心に響いた断片をご紹介したい。

・自分のことだってよくわからないのに、他人のことがわかるわけがない。
→人の評価はまともに聞かないほうが良い。良い部分だけ、役立つところだけ勝手に租借したほうがよい。
・君子の交わりは浅いものほどよい。
→深くべっとり付き合うのは悩みが増えるだけ。
・世間の常識、パターン化を疑ってみること。
→自分で判断し、決めること。 

 全編通して、冷静で渇いた姿勢で人間を見通していて、煩わしい人間関係が思わずスキッとする内容です。私は疲れたわけではありませんが、心が疲れた人にはお勧めです!