神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

アナログプレイヤー復活

macky-jun2008-01-07

  昨年9月に壊れていたLDを修理したのをきっかけにして、オーディオ回りをいじってみる気になった。アナログプレイヤーのカートリッジを久々に買い、アナログサウンド再生を果たした。少なくともここ10年以上はほったらかしにしていたので久々の復活である。
 写真のプレイヤーはヤマハGT-2000という1982年、世界初のCDが誕生した年と同じタイミングで時代に逆行するように本体重量28kgというマニュアル式巨大重量プレイヤーとして誕生。オーディオマニアなら皆知っているちょっとした名器である。1985年に結婚した時に「エイヤー」と無理して購入したもので、23年を経た今も現役バリバリである。
 CDとは明らかに音質が違う。音色が柔らかいというか、耳に優しい音である。20分で片面が終わってしまうので、ゆっくりできず面倒くさい(また悪いことにオートリフト機能は壊れている)とも言えるが、その分、音に対して集中できるという長所もある。
 所有枚数は数えたことが無いが、たぶんLPが400枚くらいで、CDも同じくらいではないかと思う。後にCDを買い直したものもあるが、学生時代から独身時代は毎月LPを最低5枚は買っていたので、青春時代の思い出がLPとともに眠っていたことになる。RockからJazzからClassicからFalk(今ならニューミュージック?J-Pops?Saoちゃん教えて!)から歌謡曲まで何でも聴いた。特にBeatles、EL&P、Led ZeppelinMiles DavisJohn Coltrane渡辺香津美はかなり持っている。
 最近、LP盤がリマスターされ再発売されたり、ブームになっているらしい。ちなみに08/2月号の男性向け雑誌「Lapita」で「あの素晴らしいLPレコードをもう一度!」という特集を組んでいる。確かに、針をLP盤に落とす緊張感は何とも言えないし、溝をこすって音が出てくる原始的な構造も味わいがある。何より、紙ジャケットが絵画のように美しい。便利で、新しいものばかりがいいものではないと、アナログレコードは教えてくれるようだ。