神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

のだめカンタービレ

macky-jun2008-01-05

  のだめカンタービレスペシャル番組ヨーロッパ編が昨日、今日の2日間放送された。1年前の年末頃、本篇を毎週楽しみに観ていたのが懐かしい。パリに留学し、音楽家として更に成長を目指す姿と2人の恋の行方が描かれ、本篇同様に面白い。当時、あのぼけた純情天才?ユニークキャラ”のだめ”を演じる上野樹里の演技力は凄いと思ったが、その後の彼女のインタビューや映像を見ていると、「なんだ、地で演っていたのではないか〜?!」と思うようになった。猫背で歩く姿も彼女の癖だと発見した。
 いずれにしろ、この番組がクラシック音楽をより身近なものにしたのは確かで、クラシック普及に貢献したと思う。このような映像やコミックや文学作品が出てくるのは大変結構なことだ。本来、クラシックは畏まって、行儀よく聴く音楽ではなく、もっと大衆に身近なところにあるはずだから・・。日本の音楽教育というか音楽を聴く環境作りが、間違っていたと思う。クラシック音楽というのを妙に特権的なもの、高級なものに祀りあげていたようだ。ラフマニノフもベートーベン7番もブラ1もガーシュインももっと気軽に自然体で楽しめる国民性になれたらどんなにいいことかと思う。

 たまたま今日は東京オペラシティーコンサートホールで16:00開演の「ウィンナー・ワルツ・オーケストラ〜宮殿祝賀コンサート〜」を聴いてきた。新国立劇場のバレエを観にいくことはあるが、コンサートは久々だ。WienのNew Years Concertを日本でやっているイメージで、バレエやソプラノソロが入ったりする。曲目は同様にJ.シュトラウス中心の演目であったが、オペレッタメリー・ウィドウ」の「ヴィリアの歌」やラデッキー行進曲やアンコールでやった「ハンガリアン狂詩曲」、「チャルダッシュ」等、楽しく賑やかな新春に相応しいコンサートだった。幕間ではもちろんシャンパンを堪能した。これを楽しみにしていた。やっぱり、新春はシュトラウスの明るい音楽にシャンパンだね〜〜!